2025年春夏に彩るマリナリナルディの魅力溢れるコレクション

2025年春夏コレクションが発表されたマリナリナルディは、魅惑的な風景とロマンティックな雰囲気に包まれ、シックで洗練された女性の美しさを表現しています。このコレクションは、フランスの独特な魅力をインスピレーションの源とし、特に光の都パリに対するオマージュを感じさせるデザインが多数揃っています。

パリの魅力と音楽の融合

コレクション名が示す「ジュ･テーム･モワ･ノン･プリュ」は、1960～70年代のフランス文化の象徴とも言える、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンズブールの名曲からインスパイアを受けています。この楽曲は、感情的で挑発的な雰囲気を放ち、今でも多くの人に愛されています。この精神を受け継ぎ、マリナリナルディのデザインには、時代を超えたフランスの精神が呼び起こされています。

シーズン前半のコレクションでは、パリの活気あるカフェや壮麗な大通り、趣きある小道、大胆な建築物といった街並みを感じられるアイテムが揃います。例えば、ダブルウールやナッパレザーのコート、軽やかでロマンティックな小花柄のシルクやコットンドレス、テーラードパンツスーツ、洗練されたトレンチコートなど、さまざまなスタイルがパリの雰囲気を再現しています。

更には、フェミニンなペンシルスカートにミニジャケットやシースルーのレースブラウスを組み合わせ、クラシックな要素にセンシュアルな魅力が加わった独自のスタイルを提案。これにより、洗練された印象を高めています。

カラーパレットとアクセサリーの工夫

カラーパレットは、ネイビーブルー、ブラック、オフホワイトなどの基盤色に、パウダーピンクやキャメルブラウン、アーモンドベージュが組み合わせられています。時折エメラルドグリーンやホットピンクがアクセントとなり、全体に華やかさを添えています。

ルックを完成させるのは、エレガントなアクセサリーたちです。グリーンのショッパーはクラッチバッグとしても利用可能で、ブラックのスティレットヒールパンプスやスネーク柄のキトンヒールスリングバックと共に、極細ベルトやレトロなクリスタル装飾のイヤリング、チョッカーなど、今シーズンの必須アイテムです。

南仏ミディ地方のエレガンス

シーズン後半には、舞台が南仏ミディ地方に移り、プロヴァンスやコート・ダジュールの美しい風景の中でフレンチエレガンスの象徴、ブリジット･バルドーの心を投影したスタイルが登場します。

地中海の陽射しの下、マリナリナルディウーマンは清涼感のあるリネンジャケットやロマンティックなフローラルプリントの軽やかなドレスを纏います。淡いピンクやミントグリーン、アーモンドベージュの中に深みのあるダークチョコレートブラウンを彩るカラーパレットは、自然の中での心地よさとエレガンスを見事に調和させています。さらに、白を基調としたドレスやブラウス、ジャケット、ショートパンツなど、洗練されたシルエットが印象的です。

このコレクションは、リラックス感とエレガンスが共存したスタイルを提案し、サントロペのエスプリを感じさせる仕上がりとなっています。例えば、ウオータープルーフトレンチコートが124,300円、バージンウールスリーブレースコートが188,100円、シルクロングドレスは210,100円と、いずれも高級感あふれるアイテムです。

ピュアリネンジャケットは92,400円から、フローラルプリントのドレスは133,100円、アイリス柄ブラウスは96,800円と、計算された価格設定も魅力の一部です。

この新しいコレクションは、マリナリナルディに身を包むことで新たな自分に出会える機会を提供してくれることでしょう。