多様性とちゃんみな
2025-04-07 12:15:22

ちゃんみなが語る音楽と多様性、「イメージを無くす」重要性とは?

ちゃんみなが語る音楽と多様性の重要性



2025年3月27日、東京のGoogle渋谷オフィスで開催されたイベント【YouTube Japan Women in Music with ちゃんみな supported by Billboard Japan】。本イベントは、音楽業界で活動する女性を支援する取り組みの一環として行われ、多様性についての議論が活発に行われました。

イベントのモデレーターを務めるYouTubeアーティストリレーションズの佐々木舞氏が、参加企業の取り組みを紹介しました。Billboard JAPANの編集長、高嶋直子氏は、アメリカなどでのビルボードの取り組みを語り、TuneCore Japanの新妻里華氏は、女性アーティストの収益増加についてデータを示しました。さらに、The Orchard Japanの増田雅子氏は、男女比率を50:50にして海外での活躍を目指すセミナーの計画を発表しました。

続いて、ゲストスピーカーのちゃんみなとマネージャーの山崎氏が登壇。ちゃんみなは自身のガールズグループ「HANA」をプロデュースしながら、世代や立場を超えた共感を呼ぶオーディション【No No Girls】についても語りました。彼女は、このオーディションが「報われるべき才能が報われる」ことを重視していると強調しました。

特に、「多様性とは何か」というテーマに関して、ちゃんみなは「見た目やジェンダーを受け入れることだけが多様性ではない」と語り、周囲からのイメージによって選択肢が制限されてしまう懸念について言及しました。彼女はこうしたイメージを払拭する必要性を訴え、「その人をどのように見ているか、まずはその目で接することが大切」と提言しました。

山崎氏は、「多様性についての明確な定義はないが、自分たちのアイデンティティを大切にすることが重要」と考えていると、参加者に問いかけました。日本における国や人種の多様性についての意見交換も行われ、日本のアイデンティティを守ることが、グローバル化の時代において大切であると強調されました。ちゃんみなは、オリジナリティ溢れるアート表現が求められると期待を寄せています。

イベントの終盤では、参加者からの質問に答える場面も。日本の音楽業界に期待することとして、ちゃんみなは「オリジナリティ」と応えると同時に、日本が持つユニークさをどのようにアートに落とし込んでいくかを見ていきたいと述べました。

インタビューで語った「おかんバイブス」についても聞かれ、妊娠中にサポートしてくれた母の力を表現したこの言葉は、多くの支持を集めました。「みなさんも心におかんを宿してほしい」とまとめたちゃんみなの言葉が、会場に温かい拍手を呼び、本イベントが盛況のうちに終了しました。

要旨


ちゃんみなは多様性を考える上で、外見や性別にとらわれたイメージから解放されることの重要性を強調しました。彼女のメッセージは、音楽だけでなく、社会全体に響くものです。このイベントを通じて、今後の音楽業界やコミュニティにおける多様性の尊重が進むことが期待されます。


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