東京バルと尾賀亀が資本業務提携
2023年、茨城県つくば市に本社を置く株式会社東京バルと、滋賀県近江八幡市の株式会社尾賀亀が、資本業務提携契約を締結しました。この提携により、両社は共同で商品開発や海外展開に取り組むこととなります。以下、両社の背景や提携内容について詳しくご紹介します。
社会課題への取り組み
東京バルは、食品加工における大量廃棄や食の安全性など、深刻な社会課題に真剣に向き合っています。この企業は、栄養と美味しさを両立させた食アイテムを「New idea」、「New flavor」として提供し続けてきました。特に、プラントベースの食品開発を通じて、カーボンニュートラルを目指しています。2023年には「新素材加工開発LAB」を茨城に設立し、廃棄されることが多い野菜の葉や皮を利用した商品を開発しています。
一方、尾賀亀は1856年創業の老舗企業です。エネルギーと食品事業を展開しており、特に食品関連では卸事業や海外事業を中心に成長を続けています。「その先の豊かさをつくる」を掲げ、持続可能な未来を見据えた商品開発に力を入れています。両社の提携により、より高付加価値な食品の開発を目指しています。
提携の目的
今回の提携は、高付加価値食品の開発や製造、国内外での販路拡大を進めるためのものです。東京バルの独自技術や専門知識と、尾賀亀の販売ネットワークや契約ノウハウを互いに活用し、シナジー効果を生み出します。具体的な取り組みとしては、以下の3つがあります。
1.
海外展開の推進
両社が所有する海外展開のノウハウを共有し、より効率的な展示会出展やディストリビューターとのネットワーク構築を図ります。
2.
高付加価値食品の開発
東京バルは尾賀亀の商品開発や製造の受託を行い、互いに高付加価値な食品を生み出す支援をします。
3.
経営ノウハウ構築の連携
国内外のディストリビューターとの取引に関するアドバイスや金融機関の紹介など、尾賀亀から支援を受けます。
今後の展望
東京バルはこの提携により、より広範な顧客層を持つ企業として成長を目指します。新商品開発に加え、品質と価値向上を進め、持続可能な食品業界の牽引役となることを期待しています。尾賀亀の代表取締役社長・尾賀健太朗氏は、東京バルとの提携を通じて持続可能な食文化の豊かさを実現する意義を強調しています。
おわりに
東京バルと尾賀亀の提携は、美味しく、栄養価の高い商品を通じて持続可能な社会を実現するための重要な一歩です。両社の共同の努力によって、より多様な食の選択肢が広がることでしょう。今後の展開が待ち遠しい限りです。