今年の年末に向けて、鈴廣かまぼこの最高級かまぼこ「一(はじめ)」が発売されます。この一品は、贅沢な素材と長年の職人技を結集した究極の蒲鉾であり、一年の締めくくりにふさわしい特別な存在です。
「一(はじめ)」は、正月にお重を華やかに飾るためのかまぼことして人気を誇ります。近年は予約開始とともに即完売するほどの注目度で、今年も300組限定での予約販売が決定。お正月のスタートを象徴する「年始め一番」として味わっていただきたいという思いが込められています。予約は2025年11月15日からスタートし、発送は同年12月28日を予定しています。また、今年の題字を手掛けたのは、著名な歌手の森山良子氏です。彼女の優美な文字がデザインされた木箱に収められ、見た目にも美しい仕上がりとなっています。
極上の素材選び
「一(はじめ)」の原料となる魚は、厳選された新鮮な生のグチとオキギス、そしてクロムツを使用しています。特にオキギスに関しては、「一」のために漁に出た特別なもののみを選び抜いています。さらに、その年ごとの魚の大きさによって味わいや食感も左右されるため、職人は最高のバランスを厳密に選び取ります。ここでも職人の技術がものを言い、この「一(はじめ)」の特徴である弾力のある食感が引き出されるのです。
品質にこだわった素材の調達
このかまぼこには、箱根の名水を使用しており、必要なミネラルを含んだ水が、蒲鉾の白さとぷりぷりとした弾力を演出しています。また、使用する天然塩にはミネラルが豊富で、さらに食感を際立たせます。これらすべての素材選びが、最高級かまぼこ「一(はじめ)」を作り出す基礎となっています。
職人の熟練した技
「一(はじめ)」の製造には、20年以上のキャリアを持つ職人が関与しており、彼らの目利き力は極めて重要です。通常のかまぼこの2倍のサイズを誇るこの蒲鉾は、手間暇をかけて手作業で作られています。板に魚のすり身を均等に伸ばす作業は一見簡単そうに見えますが、実際は非常に繊細な工程で、数ミリ単位で丁寧に仕上げられます。これによって、極上の食感と艶を実現しています。
年末の風物詩
鈴廣かまぼこの「一(はじめ)」は、一年に一度、職人たちが集まり製造過程を見学できる貴重な機会も設けられています。かまぼこ博物館で行われるこの様子は、訪れる人々に大きな感動を与えており、職人の手業を間近で観察できる貴重な体験です。今年の製造日は12月21日から23日を予定していますが、詳細は鈴廣の公式サイトで確認できます。
最高級かまぼこ「一(はじめ)」は、職人の技と素材の厳選が生み出す贅沢な一品です。お正月の特別な食卓を彩るために、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。心を込めた極上の蒲鉾を味わうことで、特別なひとときを演出してみてください。