とんかつを愛する全ての人に捧ぐ!「とんかつ べス豚グランプリ」開催
10月1日の「とんかつの日」を控え、全国の名店が集結した待望のグルメイベント「とんかつ べス豚グランプリ」が東京・大手町で初めて開催されました。このイベントでは、沖縄県の「あぐー」豚が、一般参加者の投票によって見事初代MVPに輝き、その魅力を全国にアピールしました。
「とんかつ べス豚グランプリ」とは?
「とんかつ べス豚グランプリ」は、全国から選ばれた6つのブランド豚(あぐー、オリーブ豚、かごしま黒豚、上州麦豚、TOKYO X、常陸の輝き)のとんかつを食べ比べる新しい形のグルメイベントです。全国各地から集まった参加者は、各豚肉の特長を味わいながら、No.1を決める投票に参加しました。このイベントの目的は、美味しさを通じて国産ブランド豚の魅力を広めることです。
近年、国産豚肉の価格が高騰し、消費者の多くが豚肉やとんかつを楽しむ際にブランドに対する意識が薄れている現状がありました。そのため、各地域の生産者は連携し、このイベントを通じて人々にブランドを意識してもらいたいと企画しました。
参加ブランド豚の魅力とは?
今回のグランプリには、以下の6つのブランド豚が参加しました。
1.
あぐー(沖縄県): 沖縄独自の小柄な豚で、脂に特徴があります。肉質が柔らかく、旨味が詰まっています。
2.
オリーブ豚(香川県): オリーブの搾りかすを飼料にして育てられ、甘味と旨味が特徴です。
3.
かごしま黒豚(鹿児島県): 厳選された飼料で育てられ、やわらかい食感と甘味が特徴の日本を代表する豚肉。
4.
上州麦豚(群馬県): 麦を長年食べて育てた豚で、深い旨味とさっぱりした味わいが魅力です。
5.
TOKYO X(東京都): 都内で開発された希少な豚肉で、上品な香りと甘みが特徴。
6.
常陸の輝き(茨城県): もっちりとした肉質があり、豊かな甘味が楽しめる豚肉です。
初代MVPの発表
この日は、人気お笑い芸人のぼる塾も登場しました。特別審査員として参加した田辺さんは、各ブランド豚のとんかつを食べ比べ、「豚肉の育て方や飼育環境によって、これほどまでに味わいが変わることに驚いた」とコメントし、会場を盛り上げました。
新宿や有楽町等で行われた一般投票が集計され、その結果、晴れて初代MVPに選ばれたのが沖縄県の「あぐー」豚でした。プレゼンターの菰田欣也さんからトロフィーと王冠を受け取った玉城和巳さんは、「我々の豚肉の美味しさを全国に広めていきたい」と意気込みを語りました。
各賞受賞の喜び
金賞には茨城県の「常陸の輝き」が輝き、農家の山本洋平さんは、「選ばれたことを誇りに思う」と語りました。銀賞には群馬県の「上州麦豚」が選ばれ、渡辺良知さんは「味で勝負できたことが嬉しい」とコメント。
特別賞としては、オリーブ豚、かごしま黒豚、TOKYO Xに対してぼる塾からの評価が贈られ、それぞれが自身の豚肉の魅力を広める大切さを再確認しました。
終わりに
この「とんかつ べス豚グランプリ」は、多くのブランド豚の魅力と背景を知る貴重な機会になりました。これからも、国産ブランド豚の美味しさを多くの人に伝える活動が続いていくことを期待しています。ぜひ、皆さんもこの美味しい豚肉を味わってみてください!