地方の特産品をアメリカで育てる「FOOD & BEVERAGE SHOWCASE 2026」の全貌
最近、地方の特産品を広める新たな取り組みが注目されています。2026年2月にビバリーヒルズの高級ホテル「ザ・ビバリーヒルズホテル」で開催される『JAPAN-O FOOD & BEVERAGE SHOWCASE 2026』は、特にその取り組みの注目イベントと言えるでしょう。これは、株式会社KKTエンタープライズ(KKTEP)が、アメリカ西海岸向け食品輸出ビジネスの一環として実現したものです。
地方からの挑戦
KKTEPは熊本県に本社を構え、これまで10年間にわたり地方の中小企業の新商品開発や販路開拓を支援してきました。特に新しいプロジェクトや商品には、地域ならではの特色や製法など、他にはない魅力を映像で伝え、アメリカの富裕層にアピールするという明確なビジョンがあります。
2024年には、ニューヨークとロサンゼルスで初めての商談会を開催し、全国からの選抜企業が参加しました。参加者からは「アメリカにはまだ知られていない素晴らしい商品があると気づけた」との声も寄せられ、この経験を踏まえて、さらなる高付加価値商品を開発することが求められました。
アメリカ市場開拓の課題
しかし、アメリカ市場への進出には大きな課題も潜んでいます。地方の小規模事業者が、既存の大手メーカーと価格競争をするのは厳しいため、それを乗り越えるためには「こだわり」や「希少性」、「商品のクオリティ」に焦点を当てた提案が重要になります。
そのためには、富裕層が魅力を感じる商品、つまり『これがふさわしい』と思ってもらえるブランドイメージを構築することが必要です。他の提案とは一線を画す特異性を持ち、現地の目で見て高付加価値と認められるようにすることが求められています。
ビバリーヒルズの選定理由
そのポイントを考えたとき、ビバリーヒルズという場所は非常に戦略的です。この地名自体が富裕層に直結しており、ザ・ビバリーヒルズホテルは多くのセレブに愛される由緒あるホテルです。過去の商談会でも、ホテル関係者との連携が新たな見せ方や伝え方を提案するきっかけとなりました。
選りすぐりの13社が集結
2026年の『JAPAN-O FOOD & BEVERAGE SHOWCASE 2026』には、10地域から厳選された13社が参加します。それぞれの企業は、以下の5つの基準をクリアした製品を持っており、今後のプレゼンテーションに向けてセミナーやワークショップを通じた準備が進められています。
1. 作り手の「顔」が見える
2. 商品に価値のあるストーリーが存在する
3. 差別化が明確で「唯一無二」の特徴がある
4. 高付加価値エビデンスを持つ
5. 購入者を「Happy」にする商品である
未来の可能性を探索する
KKTEPは、アメリカの食品市場に進出することが地方の新しい可能性を開くと信じています。特に、小規模事業者でも挑戦できるようなプラットフォームを構築し、現地のニーズを反映した商品開発をサポートしています。
これからの展開に期待が集まる中、地方企業がいかにしてこの新たなチャレンジを成功させるのか、私たちも見守っていきたいと思います。