株式会社キミカが中国GBH社と総代理店契約を締結し新たな価値を提供

株式会社キミカがGBH社と総代理店契約を締結

株式会社キミカは、中国に本社を持つGBH Bioscience社との間で、日本市場における総代理店契約を2022年10月20日に締結しました。これにより、キミカはGBHのジェランガム製品の販売、マーケティング、技術サポートを一手に担い、日本の食品市場に新たな価値を提供することが可能となります。

ジェランガムとは？

ジェランガムは、微生物発酵によって産生される水溶性の天然多糖類で、多くの食品にゲル化剤や増粘剤として広く使用されています。特に、ゼリー飲料やジャム、プリンなどに必要不可欠な成分です。アシル基を豊富に含むHA型や、脱アシル化して得られるLA型といった多様な種類が存在し、それぞれの用途に応じて最適なものが選ばれています。

企業の強み

キミカは、業界内での豊富な経験と専門知識を生かし、GBH社の製品の導入をスムーズに進めます。キミカが持つ高い品質管理能力や迅速な供給体制は、日本の食品業界にとって大きな価値を提供するでしょう。

1. 高品質な製品

キミカは、世界水準の生産技術力と製品開発力をもつ研究者やエンジニアを揃えており、厳しい品質基準をクリアした製品を取り扱います。

2. 幅広い製品ラインナップ

GBH社が製造するジェランガムは、HA型、LA型、そしてその中間にあたるMA型の3つのタイプがあり、それぞれ特性が異なります。特にMA型は、低いゲル化温度で優れた作業性を持つため、さまざまな用途での使用が期待されます。

3. 安定した供給と適正価格

キミカは、長年のアルギン酸の製造経験をもとにした安定した供給体制を整えており、迅速な納品が可能です。さらに、GBHが拠点を置く雲南省は水力発電が盛んであり、安価な電力を利用しているため、競争力のある価格で製品を提供できます。

4. サステナビリティを重視

キミカは環境への配慮を重視し、水力発電を活用することで二酸化炭素排出を抑制し、また微生物発酵を利用したジェランガムの製造過程は持続可能な素材として評価されています。SDGsのフロントランナーとしての立場も強化されています。

今後の展望

キミカは、GBHとの提携を通じて、ジェランガム市場に新しい風を吹き込むことを目指します。日本の食品市場は品質と安全性が求められる中、キミカはその期待に応えるため、常に革新的なアプローチを追求していくでしょう。

このパートナーシップにより、キミカは製品の品質と多様性を兼ね備えたプラットフォームを構築し、さらなる成長を目指します。新たな素材の導入は、食品業界におけるより良い未来へとつながり、消費者にも多大な恩恵をもたらすことでしょう。