スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップが開催
福島県の大熊町、富岡町、楢葉町、広野町が共催する「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」が、今年も盛況に開催されました。このコンテストは、特産品を活用したスイーツ作りを通じて、地域の魅力を発信し、高校生たちの技術を競う場でもあります。特に、東日本大震災からの復興を目指すこのイベントには、大きな意義があります。
4部門での熱戦
2023年8月24日に行われた決勝大会では、全国から応募した547組の中から、厳正な書類審査を通過した12組が選抜されました。各部門では、全国の高校生たちが持ち寄ったユニークでクリエイティブなレシピが次々と調理され、審査員には一流のシェフがそろいました。
最優秀賞受賞者たち
各部門ごとに選ばれた最優秀賞の受賞者は以下の通りです。
- - 大熊町賞(キウイ部門): 黒﨑翔太さん(栃木・国際TBC調理・パティシエ専門学校)
- - 富岡町賞(パッションフルーツ部門): 河原洋姫さん(岡山・おかやま山陽高等学校)
- - 楢葉町賞(サツマイモ部門): 脇田葵さんと木田美々花さん(和歌山・南部高等学校)
- - 広野町賞(バナナ部門): 瀬戸口陽葉さんと水本陽菜香さん(鹿児島・神村学園高等部)
彼らは、特産品を使ったスイーツの開発により、さらなる成長とスキル向上を目指します。受賞者には、特産品を用いたスイーツを開発するチャンスが与えられ、その成果が来年2月に開催される「ふくしまスイーツフェスティバル」で販売される予定です。
作品紹介
1. キウイ部門 大熊町賞「Première rencontre」
黒﨑翔太さんの作品は、キウイの風味を活かした新感覚のスイーツです。新鮮なキウイの酸味と甘さを絶妙に組み合わせた一品。
2. パッションフルーツ部門 富岡町賞「Tarte au passion Fukushima」
河原洋姫さんが手がけたパッションフルーツのタルトは、フルーティーで爽やかな味わいが魅力。見た目も華やかで、パーティーにもぴったりです。
3. サツマイモ部門 楢葉町賞「サツマイモ・シブースト」
脇田葵さんと木田美々花さんによるこの作品は、サツマイモの甘さを引き立てたクリーミーなシブースト。ひと口食べればやさしい味わいが広がります。
4. バナナ部門 広野町賞「Lumière」
瀬戸口陽葉さんと水本陽菜香さんの作品は、バナナをふんだんに使った贅沢なスイーツ。バナナの香りと味が絶妙に調和しています。
結論
「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」は、単なるコンテストではなく、高校生の情熱と創造性を発揮する素晴らしい機会です。このイベントを通じて、地域経済の活性化や復興支援にもつながることを願っています。次回の大会も楽しみにしています!