横浜バニラ、シリーズA資金調達で新たな挑戦をスタート！

横浜バニラ、シリーズA資金調達による成長戦略

横浜市に本社を置く横浜バニラ株式会社は、2024年11月に発表されたシードラウンドに続いて、約3.7億円の資金を調達しました。この調達は国内の新規投資家と既存の投資家からの出資により実現され、今後の成長に向けた戦略的な一歩となります。

誰が支えるのか

今回の資金調達には、日本最大規模のベンチャーキャピタルであるジャフコグループと、シード・アーリー期に特化したXTech Venturesが投資家として名を連ねています。ジャフコグループは「挑戦への投資」を理念に掲げており、多くの企業を支援してきた実績があります。XTech Venturesもまた、起業家を支える姿勢で知られています。

資金の用途

調達した資金は主に以下の4つの分野に投資される予定です。
1. 人材採用: 特に最高執行責任者（COO）の確保を急ぐ方針です。50名以上の組織運営経験を持つ人材を迎えることで、次のステージへと踏み出そうとしています。
2. 新商品の開発: すでに新商品の企画を進めており、定期的に商品を投入予定です。
3. 製造能力の向上: 設備投資を行うことで、スイーツの生産性を向上させる意向があります。
4. ブランド構築: 「横浜＝横浜バニラ」の認知度を高めるための取り組みに力を入れます。

組織と商品展開の加速

現在、既に進めている新商品の開発は継続中で、横浜を起点としたポップアップストアの展開なども視野に入れています。今後は、JR東京駅を含む交通の要所での出店を予定しており、より多くの人々に「横浜バニラ」の存在を知ってもらうことが重要です。

特に注目されるのが、2025年に開始する横浜DeNAベイスターズとのスポンサーシップ活動です。この活動を通じて、ブランド認知を深めることを目指します。

ビジョンと使命

横浜バニラの目指すビジョンは「挑戦者が集い、語り、協力し、新たなプレミアム体験を生み出し続ける『幸せ製造最強チーム』」です。株式会社の代表取締役社長である髙橋優斗氏は、2025年10月からの第2期を「横浜の新定番ギフトスイーツNo.1」として位置づけ、多くの人々に美味しさと楽しさを届ける決意を語っています。