新潟発の「おむすびジャム」が大賞に輝く!
日本の食文化に華を添える特産品を称える「第21回日本農業新聞一村逸品大賞」が、2023年3月25日に東京都内で行われました。この大賞は日本農業新聞が特産加工品を紹介する「一村逸品」の中から選ばれるもので、今年は様々な地域から集まった素晴らしい逸品の中で大賞1点と金賞2点が選ばれました。その中で特に目を引いたのが、新潟県長岡市の「おむすびジャム神楽南蛮にんにく」です。
大賞「おむすびジャム神楽南蛮にんにく」
この「おむすびジャム」は、地元長岡市の伝統野菜「神楽南蛮」を使用した一品。ご飯のお供として作られており、そのユニークな風味が料理界で新たな注目を浴びています。審査委員長の漫画家・やくみつる氏は、ネーミングのセンスを称賛し、「焼きおにぎりにすると、神楽南蛮のピリ辛が際立つ」と評価しました。これに対し、㈲寿々瀧の代表取締役鈴木将氏は、「おむすびの食べ方には多様性があり、その楽しさを米どころ新潟県から発信したい」と語りました。
審査の流れと金賞受賞作
今回の大賞選出プロセスは、応募された商品の中から審査員による詳しい吟味が行われました。全169点から49点の応募があり、そこから7つの優秀賞が選ばれ、最終的に大賞と金賞が決定されるという厳正なものでした。金賞には香川県多度津町の「タプナード」と、福岡県柳川市の「あまおうラーメン」が選ばれ、これも大いに注目されています。
今後の展望
表彰式は2024年5月8日(木)に都内で予定されており、全国から注目が集まっています。新潟県の「おむすびジャム」を通じて、地域産品の価値を再認識し、多くの人にその魅力を知ってもらう機会となることでしょう。これを機に、地元の特産品が全国的に認知され、多くの食卓で楽しまれる日が来ることを期待しています。
日本農業新聞は、特産品を通して地域と食文化の交流を深めることを目指している注目のメディアです。これからも各地の逸品をご紹介していくことでしょう。