神奈川大とダイイチの挑戦
2025-09-08 14:34:13

環境と地域をつなぐ!「アップサイクル紙糸」を用いた暑熱対策プロダクトの誕生

環境と地域をつなぐ新しい試み



神奈川大学と株式会社ダイイチが共同開発した新しい暑熱対策のプロダクトが完成しました。このプロジェクトは「GREEN×EXPO 2027」に向けた先進的な取り組みの一環で、地域資源を活かしたエコプロダクトの実現を目指しています。これはただのプロダクト開発ではなく、未来の社会を考える若者たちが主導する共創プロジェクトです。

プロジェクトの背景



このプロジェクトは、環境共生社会を目指すヨコハマ未来創造会議から生まれました。ここでは、横浜の企業や大学が連携し、持続可能な未来に向けた新しいアイデアを発信しています。神奈川大学の道用ゼミとダイイチが手を組むことで、リサイクル可能な素材を使い、地元の未利用資源を新たな形で活用することが目指されています。

アップサイクル紙糸の特徴



今回開発された「アップサイクル紙糸」は、リサイクル率の低い紙パッケージと未利用間伐材をアップサイクルしたもので、優れた断熱性を誇ります。この素材は、暑熱環境への適応を考慮し、さまざまなプロダクトに活用されることになります。

完成したプロダクトについて



開発されたプロダクトの中には、晴雨兼用の傘や扇子、会場スタッフが使用するフード付きTシャツやポーチなど多岐にわたります。特にその中での晴雨兼用傘は、地域に愛される桜をモチーフにしたデザインが特徴的です。桜色に染色された布地は、地元の桜を大切にしようとする思いを表現しています。

暑熱対策の効果



プロダクトの効果を確認するために、サーモカメラを使用した検証も行われました。晴雨兼用傘を使用することで、周囲の温度が顕著に下がることが確認されています。このことからも、機能性が高く、暑熱環境に対応可能なアイテムであることが証明されました。

今後の展望



今後、晴雨兼用傘は、傘のシェアリングサービス「アイカサ」と連携し、実際の利用促進が図られます。また、他のプロダクトもさらに改良を重ね、商品化に向けた動きが加速していく予定です。これにより、より多くの人々に手に取ってもらえるようになるでしょう。

地域とのつながり



このプロダクトは、単に暑熱対策を目的とするだけでなく、地域資源の利用や地域とのつながりを深めるものです。地域で発生する問題に対して、地元の素材を活用することで、新たな価値を生み出しています。この取り組みは、持続可能な社会に向けた一歩として、多くの関心を集めることでしょう。

まとめ



神奈川大学と株式会社ダイイチのコラボレーションによって生まれたこの暑熱対策プロダクトは、地域資源を最大限に生かした持続可能な未来へ向けた新たな試みの象徴です。日常生活の中でエコを意識しながら、地域に根差した製品を使うことが、私たち一人ひとりの日々の選択に影響を与えることでしょう。今後の展開に是非ご注目ください。


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