阪神・淡路大震災から30年 防災意識の重要性
今年は阪神・淡路大震災から30年という節目の年であり、9月1日の「防災の日」も近づく中、兵庫ヤクルト販売株式会社が実施したヤクルトレディ150名を対象とした防災意識調査の結果に注目が集まっています。この調査からは、災害に対する備えの現状と意識の変化が見えてきました。
1. ヤクルトレディが感じる不安な災害
調査の結果、最も多くのヤクルトレディが不安を感じている災害として「地震」が挙げられました。約80%の方がこの選択をしており、その背景には過去の大震災の記憶や日々の地震活動が影響していると考えられます。
2. 防災グッズの備え状況
防災に関する備えについては、半数近くのヤクルトレディが自宅に防災グッズを備えていると答えました。しかし、備えている方のうちの約80%は「定期的な見直しをしていない」とのことで、備えの質が問われる結果となりました。
具体的に備えられているグッズとしては、命を守る「飲料水」や「食料」が多く挙げられ、非常時に必須となる視点での準備が窺えます。ですが、「つい後回しにしてしまう」という理由や、「費用がかかる」「保管スペースがない」といった課題が指摘され、備えたい気持ちが行動に移せていない現実が浮き彫りになりました。
3. 家族との防災に関するコミュニケーション
調査ではまた、約70%のヤクルトレディが家庭で防災について話し合っていることが分かり、災害時の避難場所を家族で共有しているケースも高く、やはりコミュニケーションが重要であることが明らかになりました。ご家庭では具体的な備えの工夫としてお子様やペットに合わせた対策を考えている方も多く、その実践例が多く寄せられていました。
4. 会社への期待
さらに、災害時のサポートに対する期待も高まっており、ヤクルトレディたちの多くが会社からの支援として「生活必需品の提供」や「避難グッズの支給」を希望しています。これらの声は、日頃の業務を通じて地域社会と密接に関わっている中での切実な要望として反映されています。
5. 今後の備えへの取り組み
調査結果を振り返ると、日々の対策が非常に重要であることが再認識されます。阪神・淡路大震災の経験や、各家庭での防災意識の向上が求められている中、一人ひとりができることから始めることが、災害に備える第一歩となります。
今後は兵庫ヤクルト販売株式会社も、防災研修を通じて社員の防災意識を向上させ、地域社会との交流を深めていくことを約束します。これを機に皆様も、一緒に防災への意識を高めていきましょう。
兵庫ヤクルト販売株式会社について
兵庫ヤクルトは1956年に設立され、「健康へのお手伝い」を通じて地域社会と共に歩んでいます。その創業当初からの理念を受け継ぎつつ、今後も地域の皆様に求められる存在であることを目指します。
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