新たな時代の幕開け!業務用バウムクーヘンオーブン「THEO pro」
バウムクーヘン愛好家待望のニュースです!兵庫県神戸市に本社を構える不二商会は、日本のバウムクーヘン界での重要なプレイヤーであるユーハイムと力を合わせ、特別な業務用オーブン「THEO pro」を開発しました。
「THEO pro」が生まれた背景
不二商会は、2026年に会社設立から60周年を迎えるにあたり、新たな成長を目指しています。一方、ユーハイムは創業から100年以上の歴史を持つ伝統のあるブランドです。双方の強みを結集し、業務提携を通じて「THEO pro」の開発を進めてきました。これにより、バウムクーヘンビジネスのさらなる発展とともに、業界全体を活性化させることを目指しています。
コンパクトながら高機能な「THEO pro」
「THEO pro」は、ユーハイムの子会社であるフードテックマイスター社が推進するTHEOプロジェクトから派生したオーブンです。このオーブンは、プロの製菓・製パン業者向けに設計されており、コンパクトサイズでありながら、優れた焼成能力を誇ります。さらに、不二商会の技術が加わることで、より多様な配合の焼き上がりが可能となります。
この新たなオーブンの登場により、不二商会の既存のバウムクーヘンオーブンをご使用の方々も「THEO pro」を容易に取り入れることができ、流動的なビジネス展開が期待されます。ポップアップストアやフードトラックなど、新しいビジネスチャンスも生まれることでしょう。
MOBAC SHOWでの実演予定
「THEO pro」は、現在開発段階ですが、2025年2月18日から21日まで大阪で開催されるMOBAC SHOWにおいて、コンセプト機の焼成実演が行われます。各日11:30、13:30、15:15から予定されていますので、焼きたての味をぜひその場でお確かめください!試食は早い者勝ちとのことです。
また、同じ会場で不二商会主催のセミナー「SESSION 15/THEO:職人のためのフードテック」も開催されます。セミナーでは取締役社長の藤波哲也氏とユーハイムの河本英雄氏が「THEO pro」の詳細を紹介する予定です。参加には事前登録が必要ですので、興味のある方は公式イベントページをチェックしてください。
AI職人「THEO」の登場
興味深いのは、「THEO pro」の背後にあるAI技術です。「THEO」はユーハイムが開発したAI職人で、職人の焼き具合を分析し、その技術を基に無人でも高品質なバウムクーヘンを焼き上げることができます。約5年に渡る開発過程を経て、様々な分野の専門家の協力により実現したこの技術は、今後の製菓業界に大きなインパクトを与えるでしょう。
バウムクーヘンビジネスの未来
不二商会は、「求められる喜びを共に輝きに」を経営理念とし、業界のプロたちに喜ばれる製品を提供しています。「THEO pro」の登場により、日本のバウムクーヘンビジネスは新たな時代を迎えることでしょう。新しいビジネスチャンスの到来に期待を寄せながら、バウムクーヘン作りに挑戦する皆さんを応援します!