福島県のブランド米「福、笑い」の栄誉を称える食味コンテスト
今年も米どころ福島の名を背負ったブランド米「福、笑い」が、食味コンテストでその品質を証明しました。2月6日に開催された顕彰式では、厳しく選ばれた受賞者たちが集まり、その栄誉を祝いました。この食味コンテストは、福島県の農林水産部が主催し、ブランド米「福、笑い」の認知度向上を目的としています。
食味コンテストの概要
今回のコンテストには、14点の慣行栽培と4点の特別栽培・有機栽培から選ばれた合計18点がエントリーされ、非常に厳格な審査を経て、8点が入賞を果たしました。審査は2段階に分かれて行われました。
一次審査
- - 使用機材: 食味計と味度メーターを使用し、科学的なアプローチでデータを取得しました。食味計で測定した食味値に基づき、上位の8点を選定しました。
二次審査
- - 審査員: 福島県農林水産部長の沖野浩之氏をはじめ、和食料理人やお米マイスターなど、11名の専門家が集まり、官能試験を実施しました。この段階で、各部門の上位4点が選ばれ、最終的な受賞が決定されました。
受賞者一覧
慣行栽培部門
- - 福島県農林水産部長賞: JA会津よつば「福、笑い」研究会株式会社花実園 東の手代木淳さん
- - 日本米穀商連合会お米マイスター賞: 県南地区「福、笑い」栽培研究会の深谷稔さん
- - 入賞者: あだたらの里「福、笑い」研究会の今井雄治さん、JA福島さくら「福、笑い」研究会の遠藤昭夫さん
特別栽培・有機栽培部門
- - 福島県農林水産部長賞: 福、笑い有機栽培技術研究会株式会社自然農法無の会の児島徳夫さん
- - 日本米穀商連合会お米マイスター賞: 福、笑い有機栽培技術研究会の斉藤富雄さん
- - 入賞者: いわき福笑い研究会の安島美光さん、久野淳一さん
この全ての受賞者は、福島の米の品質と技術を全国に広める大切な役割を担っています。
受賞米の販売会
受賞米は、以下の会場で販売される予定です。
- - 日本橋ふくしま館「MIDETTE」 (東京都中央区日本橋室町4-3-16 柳屋太洋ビル1階)
- - 福島県観光物産館 (福島市三河南町120 コラッセふくしま1階)
開催日程
- - 第一回: 2月9日(日)9:30~16:30
- - 第二回: 2月16日(日)9:30~16:30
販売内容
この販売会では、受賞した「福、笑い」米の他、ライシーホワイトによる試食やPRも行われます。また、各研究会による直接販売も致しますので、ぜひお越しください。
この機会に、福島の誇る「福、笑い」の美味しいお米をぜひ味わってみてください。