地元柏を子どもたちが盛り上げる!
千葉県柏市で、新しい形の地域活性化が始まっています。本記事では、地元企業の株式会社ニューオークボと、小学6年生で構成されたPR会社「大津ケ丘クリエイティブカンパニー」についてご紹介します。
大津ケ丘クリエイティブカンパニーの設立
このプロジェクトは、地域の子どもたちが自分たちの町に興味を持ち、誇りを持つことを目的としたものです。大津ケ丘第一小学校は「自分たちの地域をより良くする」というテーマのもと、地域に関心を持つことを重視している学校です。これを受け、2023年度に設立された「大津ケ丘クリエイティブカンパニー」は、小学6年生の子どもたちが地域企業の魅力を発信することを目指しています。
パスタの魅力を動画で伝える
ニューオークボでは、地域を盛り上げるための企画として、「パスタのチカラ」をモットーに子どもたちとのコラボレーションをスタート。今回、彼らは当社の工場を見学し、取材や撮影を通じてPR動画を制作しました。2つのチームがそれぞれ別の視点で作品を制作し、「パスタメーカーニューオークボのすごさ教えちゃいます編」と「ニューオークボのパスタの美味しい食べ方編」が完成。子どもたちのフレッシュな視点と独自の発想が見事に表現されています。
工場見学の感想
参加した子どもたちは、工場見学での経験を次のように話しています。「世界で唯一の機械でパスタが作られているのを見てすごく楽しかった」「パスタがどのようにできるのか、その過程を知れて興味深かった」「実際に食べたパスタはもちもちしていて、他のものとは一味違って美味しかった」といった感想が豊富に寄せられました。彼らは単なる見学者ではなく、地域の一員としての意識を強めたようです。
動画制作の喜び
動画制作には、約8時間かけて取り組んだとのこと。その間に昼休みも活用し、アイデアを出し合ったり、映像を編集したりしました。完成時には達成感に満ちた笑顔を見せ、仲間との絆がより深まった様子です。子どもたちは、「まだ知られていない地域の素晴らしいものを世界に広めたい」「魅力的な動画を作りたい」という意欲を示しています。
地元への思い
大津ケ丘第一小学校では、「創造性を育む学び」を大切にし、地域とのつながりを強化する教育の取り組みが進められています。将来的には、子どもたちが社会で活躍できる力を培い、地域貢献につながることを期待しています。学校の校長、佐和伸明先生は、「これからの地域を担うのは子どもたち。自分たちの地域の魅力を表現する力を育てたい」と語っています。
今後の展望
ニューオークボ社長は、「この取り組みをきっかけに、地域の未来を担う子どもたちが興味を持ち、地域が活性化されることを願っています」と思いを述べています。次世代を担う若者たちが、地域の魅力を発信することが、さらに大きな波及効果につながることでしょう。このようなイベントを通じて、柏市が地域全体で盛り上がっていくことに期待が寄せられています。
この形のプロジェクトは、地域を愛し、次の世代へその魅力を伝えるための大切な一歩です。子どもたちが中心となって作り上げる地域の未来に、ぜひご注目ください。
読者の皆さんも是非、PR動画を見て、地元の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
視聴動画のリンク