日本とカナダの子どもたちが音楽でつながる交流演奏会開催のご案内

音楽で架ける未来の橋

2025年6月1日、東京音楽大学池袋キャンパスにて、日本とカナダの子どもたちが音楽で交流する特別な演奏会が開催されます。このイベントは、一般社団法人エル・システマジャパンが主催し、カナダのエル・システマ団体であるオーキドストラ（OrKidstra）とシステマ・ニュー・ブランズウィック（Sistema New Brunswick）のユースオーケストラが参加します。国立カナダナショナル管弦楽団の奏者が指導者として参加し、子どもたちの成長を支援します。

交流演奏会の背景

この交流演奏会は、2025年に開催予定の大阪・関西万博におけるカナダ文化プログラムの一環として実施されます。オーキドストラは首都オタワで活動するユースオーケストラであり、システマ・ニュー・ブランズウィックはニューブランズウィック州で活動しています。両団体はこの度の来日を機に、エル・システマジャパンが運営する「大槌子どもオーケストラ」、「相馬子どもオーケストラ」、「駒ヶ根子どもオーケストラ」から選抜された子どもたちと共に演奏することとなりました。

音楽の力でつながる子どもたち

エル・システマジャパンは、これまでも国際交流イベントを数多く開催してきました。その中で子どもたちは、音楽を介して世界を広げる貴重な経験を積んできました。しかし、2020年に発生したコロナウイルスの影響で、国際交流の機会は制限され、そのため2019年以来、カナダのエル・システマ団体との共演は6年ぶりの試みとなります。子どもたちもこの日を心待ちにし、練習に励んでいます。

クラウドファンディングで実現へ

演奏会に向けての資金は、クラウドファンディングを通じて募ります。国立カナダナショナル管弦楽団や東京音楽大学からの支援で会場費が補助されますが、子どもたちの交通費や宿泊費、引率者やサポートスタッフの費用など100万円が必要です。すでに始まったクラウドファンディングは、2025年5月28日まで行われています。