大河実業株式会社がアジア最大の食品展示会に出展
大河実業株式会社は、2025年5月19日から21日まで中国・上海で開催された「SIAL China 2025」に出展しました。この展示会は、アジア最大規模の食品・飲料展示会であり、世界的にも名の知れたイベントです。1964年にパリで初開催され、今回で61回目の実施となります。中国での開催は25回目であり、大河実業の参加はこれで3回目です。
出展ブースの様子
展示会は上海新国際博覧中心で行われ、3日間にわたり110の国と地域から5,000社以上の出展者が集まりました。会場には35万点以上の展示品が並び、1万件以上の商談が行われました。大河実業のブースも大盛況で、約2,000名の方が来場し、終了を迎えました。
特別交流イベント
展示会に合わせ、大河実業は「大河懇親会」をヒマラヤホテル上海で開催しました。日本のパートナー企業や関係者を招待し、和やかな雰囲気の中で交流が行われました。このイベントは、日本と中国のビジネスをつなぐ貴重な機会となりました。
日本の人気ブランドを披露
大河実業は、展示会で人気の「龍角散」ブランドを紹介しました。2021年より中国市場での総代理店として活動している「龍角散」は、現在全国の約60,000店舗で取り扱われています。今回新たにリリースした『龍角散ののどすっきりタブレット』は、中国の消費者から高い評価を得ました。また、日本国内でも人気の「白い恋人」や「東京ばな奈」、さらには「一蘭ラーメン」も展示され、多くのバイヤーから注目を集めました。
日本のアイスクリームも好評
さらに、株式会社ロッテからは、人気のアイスクリーム「雪見だいふく」や「クーリッシュ」なども出品され、中国市場での需要の高さを実感しました。展示会の間、他国のバイヤーからも多くの反響がありました。これにより、日本の食品ブランドが中国市場での可能性を広げていることがにわかに注目されています。
大河実業の展望
大河実業は、1978年に創業して以来、日本と中国を中心に事業を展開し、多くのブランド製品を国内外で流通させてきました。「カルビー」や「龍角散」といった日本の人気ブランドの代理販売を成功させ、現在は「白い恋人」や「一蘭ラーメン」なども取り扱っています。
今後は、日本市場におけるアイスクリームのペースを加速させ、中国などの他国市場への展開を視野に入れた事業を進めていく予定です。また、健康志向や機能性に対応した製品開発にも力を入れ、消費者ニーズに応える方針です。
大河実業株式会社は、日本の優れた食品ブランドを中国市場に広める架け橋となることを目指し、引き続き事業のグローバル化を進めていく予定です。展示会での成功を基に、新たなビジネスチャンスを見出し、持続的な成長を維持することが期待されています。