アーノルド・ドレイブラット来日！エキサイティングな弦楽アンサンブルの魅力に迫る

2025年12月18日、東京・赤坂のゲーテ・インスティトゥートにて、アーノルド・ドレイブラットが率いる『The Orchestra of Excited Strings』の特別公演が行われます。これは、音楽、視覚、パフォーマンスを融合させた革新の音楽体験です。

アーノルド・ドレイブラットとは？

アーノルド・ドレイブラットは、ニューヨークのミニマル・ミュージックシーンでの第一人者として知られる作曲家です。彼は、パウリーヌ・オリヴェロスやラ・モンテ・ヤングといった巨星の影響を受けており、これまで数多くの伝説的アーティストとのコラボレーションを実現してきました。中でも、独自に開発した「エキサイティッド・ストリングス」という楽器は、その特異な打楽器的アプローチが特徴です。

公演内容と特別ゲスト

今回の公演は、ドレイブラット自身がアンサンブルを指揮し、現在のメンバーであるベルリン拠点の作曲家・楽器創作者のコンラッド・スプレンガー、即興音楽家のヨアヒム・シュッツとともに、特別ゲストとしてジム・オルークと石橋英子を迎えます。5人編成のアンサンブルによるこのパフォーマンスは、ドレイブラットが2017年以来8年ぶりに東京に戻る貴重な機会となります。

また、本公演はドレイブラットが2023年に発表した最新作『Resolve』や、2025年11月に予定されている実験バンドHorse Lordsとのコラボレーション作のリリースの流れと、彼の音楽的背景にうまく結びついているといえるでしょう。