映画『My Everything』が横浜フランス映画祭2025に出品決定!
スターキャット配給の映画『My Everything』が、日本最大級のフランス映画の祭典「横浜フランス映画祭2025」に出品されることが発表されました。この映画は、2024年のヴェネツィア国際映画祭において、外国語映画賞を含む三つの栄誉を手にした話題作です。日本での全国公開は2026年に予定されていますが、横浜フランス映画祭での上映が日本初披露となります。
映画の概要
『My Everything』は、パリ郊外の小さなアパートに住むモナと、その息子ジョエルの物語です。ジョエルは発達障害を抱えており、特別支援施設での仕事に情熱を注いでいます。彼には同じく障がい者の同僚オセアンヌとの愛の物語があり、二人はついに妊娠することになります。この状況を全く知らなかったモナは、戸惑いながらも母親としての役割を再考させられ、親子の絆にも影響を及ぼしていきます。
映画の監督を務めるのは、アンヌ・ソフィー・バイリー。彼女は脚本も手掛け、この作品に特別な思いを込めています。主要キャストにはロール・カラミー、チャールズ・ペッチャ・ガレット、ジュリー・フローが名を連ね、彼らの演技は高く評価されています。
受賞歴と評価
この作品はすでにいくつかの映画祭で注目を浴びており、2024年のグーナ映画祭でナラティブコンペティションにノミネートされたほか、ヴェネツィア映画祭では以下の賞を受賞しました:
- - ソリーゾ・ディバーソ・ヴェネツィア賞(外国語映画賞)
- - 40歳未満の作家賞最優秀監督賞
- - 映画大賞
さらに、他のカテゴリーでもノミネートを果たし、観客からも絶賛されています。これにより、『My Everything』は注目の作品として名高くなっています。
横浜フランス映画祭2025の詳細
横浜フランス映画祭は2025年3月20日から23日まで、みなとみらい21地区を中心に開催されます。当映画祭の初日には特別アンバサダーである二階堂ふみも出席し、盛大なオープニング・レッドカーペットイベントが行われる予定です。『My Everything』は、3月22日(土)12:20からの上映で、上映時間は94分。「My Everything」を手掛けたアンヌ・ソフィー・バイリー監督も来日し、映画についての貴重なトークが期待されています。
まとめ
映画『My Everything』の出品は、映画ファンにとって大きな話題となり、初上映を見逃す手はありません。母と息子の複雑な愛情さを描いたドラマは、感動を呼び起こす作品になることでしょう。横浜フランス映画祭2025にぜひ足を運んで、感情豊かなシネマ体験を味わってみてください。