100年先のみかん作りを繋ぐ『西海みかんエールマルシェ』
長崎産の魅力を感じるイベント、『西海みかんエールマルシェ』が11月7日(金)と8日(土)に東京で開催されます。果物のプロとも言える株式会社野富が主催し、都市の中心で体験できるこのイベントでは、西海みかんの「味まるみかん」と「味っ子みかん」が無料で配布されるという素晴らしい機会です。
各イベントの詳細
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場所: 大手町・オオテモリ
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時間: 11:30–19:30(雨天決行、駅直結)
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参加生産者: JAながさき西海から2名
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場所: 新宿サザンテラス
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時間: 11:00–19:00(屋外、天候により中止の場合あり)
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実施内容: みかんやジュースの販売、アンケート回答者へのみかん配布など
無償提供の魅力
このマルシェでは、日本人の平均的なみかん購入量の100年分、約250kgが無償で提供されます。2日間でおよそ1200人が参加し、味まるみかんと味っ子みかんのサンプリングが行われます。また、抽選での紙くじも実施され、みかんを手に入れるチャンスも!この取り組みは、消費者の声を確実に産地へ届けるという目的も含まれています。
大玉でも甘い、西海の新常識
今年の特長として、全国でみかんが大玉傾向となっていますが、西海の「味まるみかん」(糖度12度〜)や「味っ子みかん」(糖度13度〜)はその代表例です。これらは大玉でもしっかりとした甘さを持ち、今や新たな常識となりつつあります。エールマルシェでは、これら西海のブランドみかんがどれだけ美味しいかをしっかりアピールします。
企画の背景
1973年には一人あたり30kgの温州みかんが購入されていましたが、2022年にはその数が2.5kgにまで減少しています。この動向を逆転させ、消費者の記憶に残るような体験を提供することが、このマルシェの持つ重要な役割です。東京の中心で、直接味わってもらうことにより、消費者との距離を縮め、産地への理解を深めてもらう機会を作ります。
サポート団体と連携
このマルシェの成功は、JAながさき西海と協力者である株式会社みかん、さらには東大みかん愛好会のスタッフなど、多くの人々が関与しています。彼らと共に連携し、消費者にとっての魅力を最大限に引き出すイベントを実現しています。
株式会社野富の足跡
1980年に創業した株式会社野富は、大田市場を拠点にしている仲卸業者です。果物の卸売において、熊本のデコポンなどで日本一の実績を誇り、全国への迅速な配送システムも整えています。この歴史ある企業が主催する本イベントは、長崎産みかんの新たな広がりを示す良い機会でもあります。
来場者へのお願い
取材や撮影も歓迎していますが、事前の希望連絡をお願いしています。西海みかんマルシェ実行チームにお問い合わせいただければと思います。
この11月、西海みかんの魅力を一足早く感じてみることで、未来の消費につながる新たな道を一緒に歩んでみませんか?みかんに関する新しい体験が、ここに待っています。