経堂のリゴレッティーノが新メニューを提供
小田急線経堂駅から徒歩2分の場所に位置するリゴレッティーノ(東京都世田谷区)は、イタリアのエミリア・ロマーニャ州の食文化を基盤にした新たなメニュー「小豆島発酵生ハムと丹波篠山モルタデッラ、ニョッコ・フリットの盛り合わせ」の提供を9月1日より開始しました。この特別な一皿は、日本の職人が手がけた素材を使用し、日伊の食文化を融合させたものです。
日伊の食文化の融合
イタリア産の生ハムの輸入が禁止されている現状を踏まえ、リゴレッティーノでは日本の高品質な食材に焦点を当て、新しい美食体験を提供しています。小豆島の発酵生ハムは、独自の醤油麹菌を活用し、日本の風土と職人の探求心が生み出した繊細な味わいが特長です。具体的には、オリーブの搾りかすで育てられた「オリーブ夢豚」を使用し、スペインの製法と日本の技術が融合した生ハムを実現しました。このハムと兵庫県丹波篠山のモルタデッラが、エミリア・ロマーニャの名物料理ニョッコ・フリットと見事に調和し、一皿に仕上がっています。
ニョッコ・フリットの魅力
ニョッコ・フリットとは、薄い揚げパンの外側がサクッと香ばしく、中がふんわりと空洞になった料理です。日本ではあまり知られていないこのイタリアの伝統的な料理は、シェフが修行したエミリア・ロマーニャ州での体験を元に再現されています。揚げパンにハムを載せて食べるスタイルはシンプルですが、口の中で生まれる旨みのハーモニーは至福のひとときをもたらします。
提供開始の背景
リゴレッティーノでは、イタリアの食文化を日本で広めることを目指しており、今回の新メニューはその一環です。今年20周年を迎えた同店では、先代シェフと現在のシェフが共にエミリア・ロマーニャ州で修行を積んだことから、その伝統を大切にしつつ、日本の素材を用いた一皿を多くの人に楽しんでもらいたいという強い想いがあります。
8月にはエミリア・ロマーニャ州の伝統料理を紹介するイベント『Via Emilia!』も開催され、そこでの盛り上がりを受けて、新メニューの提供が決まりました。地元からデリケートな料理の魅力をもっと多くの方に届けるため、リゴレッティーノは今後も進化し続けるでしょう。
メニューの詳細
今回の新メニュー「小豆島発酵生ハムと丹波篠山モルタデッラとニョッコ・フリットの盛り合わせ」は、3,200円(税込)で提供され、ランチやディナーのコースメニューに加えるか、9月限定のアラカルトディナーとして楽しむことができます。
店舗情報
- - 店舗名: リゴレッティーノ(Il Rigolettino da Gigi)
- - 所在地: 東京都世田谷区宮坂3-12-8地下1階
- - 電話番号: 03-3439-1786
- - 営業時間: ランチ 12:00〜14:30 / ディナー 18:00〜21:30
- - 定休日: 水曜日と第1、第3火曜日
- - ウェブサイト: リゴレッティーノ公式サイト
- - Instagram: @rigo.kyodo
皆さんもぜひ、経堂のリゴレッティーノで、日伊融合の美食を体感してみてはいかがでしょうか。