サンクゼール財団の初の助成事業が始まる
2023年12月21日、サンクゼール財団が設立されました。この財団は、株式会社サンクゼールの創業者である久世良三氏と久世まゆみ氏が共同で立ち上げたもので、長野県を拠点に子ども食堂や生活困窮者支援に向けた助成事業を行っています。この助成事業は、サンクゼール財団が初めて行うものであり、地域の子どもたちや家庭にとって大変重要な意味を持つ取り組みです。
財団の理念と目的
サンクゼール財団は、「子どもや生活困窮者の貧困対策」や「食や食育の支援」を目的としています。彼らの活動によって、国内外問わず人々がより豊かな生活を送れるように支援し、希望を持ち、生きる力を育むことを目指しています。その理念は「すべての人に、愛と喜びのある食卓を。すべての人に、温かい光を。」という言葉に込められています。
今回の助成金は、長野県内で運営される子ども食堂やその中間支援団体に向けて提供されます。これにより、多世代食堂や地域食堂だけでなく、食品の配送活動を行う団体や個人も対象となり、地域全体での支援が期待されています。
応募要項の詳細
この助成事業の応募受付は、2025年5月12日から2025年6月13日までの期間に行われます。助成を受けられる団体は次の通りです:
1.
子ども食堂等を運営する非営利団体や個人
- 長野県内で活動している子ども食堂や多世代食堂、地域食堂を運営している団体または個人が対象です。助成金は一律10万円です。法人格の有無は関係ありません。
2.
中間支援団体
- 子ども食堂のネットワーク運営やサポートを担う団体、フードバンク事業を行う団体、生活困窮者に対する食品の配送事業に取り組む団体に対しては、一律50万円の助成金が支給されます。
応募方法と締切
詳細な応募要項は、サンクゼール財団の公式ウェブサイトに公開されています。興味がある方は、ぜひ指定のページを参照して、応募を検討してください。地域の支援を必要としている団体や個人が、積極的にこの機会を利用することが重要です。
サンクゼール財団は、この助成事業を通じて、長野県の地域社会を支援し、子どもたちに温かい食卓を提供できるよう尽力しています。また、財団の理念に共感した方々からの参加や協力も期待されています。わたしたち一人ひとりが、その活動に関わることで、地域の未来に希望をもたらすことができるでしょう。皆さんのご応募を心よりお待ちしております。