富士山の麓から甘さと幸せを運ぶお菓子の魅力

静岡県富士市に本社を置く株式会社田子の月。その企業は、甘いお菓子を通じて世の中を明るくするという夢を持って運営されています。この企業が掲げている理念は、創業者が終戦後に故郷に帰った際に、暗い世界を甘いお菓子で少しでも明るくしたいという思いから生まれたものです。

富士山のすぐそばであるこの町では、厳選された素材を使った丁寧なお菓子作りが行われており、上質な水を使って作られるお菓子は、まさに地域の宝と言えます。「品質主義」を大切にし、地域に光を灯すお菓子作りを推進する田子の月の思いは、今日も多くの人々に喜びをもたらしています。

煙突の町としての歴史と未来

富士市は、かつて製紙業が盛んな地域で、多くの工場が集積していることから煙突が多数存在します。煙突はこの町のシンボルでもあり、独特の景観を形成していますが、田子の月はこの煙突をポジティブな資産と捉えています。煙突から漂うお菓子の香りは、訪れる人々に幸せを運び、地域全体に温かい雰囲気をもたらすのです。

スペシャル商品「富士山抹茶黒富士」

田子の月が誇る名菓の一つが「富士山抹茶黒富士」。このお菓子は、2019年の「富士山の日」を記念して開発された商品で、欲ばらずにシンプルに美味しさが際立つ仕上がり。美しい黒と緑のコントラストが目を引くこのスイーツは、地元のオーガニック抹茶を使用しており、濃厚でなめらかな口溶けを楽しめます。富士宮のお茶炭を使用した皮と、抹茶の風味が広がるクリームが絶妙なハーモニーを生み出します。

新たな挑戦「富士山キャラメルもなかきのみ」

また、注目は「富士山キャラメルもなかきのみ」。こちらは、自家製の香ばしいキャラメルを使った新しいもなかです。生クリームとバターによって豊かな味わいが生まれ、さらにくるみやアーモンドなどの食感が楽しいお菓子となっています。サクサクとしたもなかの皮とキャラメルのフィリングが絶妙なバランスを保っています。

明るい未来を見据えて

田子の月の理想は、あまーいお菓子の香りで富士市を満たし、この町を幸せな場所として世界に発信すること。お菓子は人々の心をつなぐ存在であり、子供から大人まで、多くの人々に幸せを届ける力強いツール。さまざまな人々が集うイベントやコラボレーションを通じて、田子の月の理念を広めていくことを目指しています。

お菓子を通じて元気を届けたい

田子の月は、地域の文化や風土を大切にしつつ、お菓子作りの伝統を受け継ぎながら新たな挑戦を続けています。世界中の皆さまと「夢」を共有し、幸せを運ぶお菓子を提供することを夢見ています。ぜひ一度、田子の月のスイーツを味わってみてはいかがでしょうか？あまーい香りが、あなたの日常に幸せをもたらしてくれるはずです。