有機米の新ブランド「笑里豊(そりーぞ)」登場
株式会社Carry Onが、新たに立ち上げた有機米ブランド「笑里豊(そりーぞ)」は、YouTuberの「パンツェッタ・ジローラモ」と共に、日本の有機米生産量の向上を目指しています。有機米は、その栽培方法が注目され、環境にも健康にも優れたお米とされています。
日本の有機米生産実態
日本における有機米の生産量は非常に限られており、国内全体のわずか0.125%にとどまるという現実があります。これは海外、特にヨーロッパ諸国に比べると大きな差があり、関心や取り組みの薄さが伺えます。例えばヨーロッパでは有機農業の面積が10%を超える国もあり、韓国の2.3%と比べても日本は格段に少ないことが分かります。有機農業の理解度と認知度を高めることが、今後の重要な課題です。
有機米とは?
有機米は、農薬や化学肥料を用いずに栽培されたお米です。水田が本来持つ生産性を引き出すことで、土壌や水質汚染を防ぐ効果があり、生物多様性を保全することにも寄与します。そのため、消費者にとっては化学物質に汚染されるリスクが低く、安心して食べられる食品としての魅力を持っています。
SDGsとの関連
「笑里豊」は、有機米を通じてSDGsの達成にも寄与することを目指しています。特に以下の目標に貢献が期待されます:
- - 目標3:健康と福祉の向上
- - 目標6:安全な水とトイレの確保
- - 目標15:陸の豊かさの維持
- - 目標12:つくる責任、つかう責任
有機米の栽培は、自然の力を利用して資源の無駄遣いを防ぎ、持続可能な社会の創出に繋がります。
「笑里豊」の由来
「笑里豊」は、イタリア語の「Sorriso」に由来し、笑顔を意味します。そして「りーぞ」は「Riso」で、お米を指します。これは、笑顔や喜びにあふれた自然が育む豊かな収穫を感じてもらいたいという願いが込められています。
第一弾の商品紹介
「笑里豊」では、有機JAS認証を受けた有機米に特化した販売を行います。その第一弾として、「福島県産」と「新潟県産」の有機米を紹介します。
- - 福島県産(2合:1,000円、2kg:3,500円):艶やかで甘い香り、軽やかさとともにもっちり感が魅力。
- - 新潟県産コシヒカリ(2合:1,000円、2kg:3,500円):美しい白さとしっとり感で、どんな料理にもよく合います。
オンラインストアや公式Instagramでも購入可能です。
今後の展望
「笑里豊」は、今後もさらなる商品展開を予定しており、全国各地から選りすぐりの有機米を届けることを目指します。また、有機米の生産量を増加させることで、サステナブルな社会の実現に向けた重要な取り組みとして、消費者の皆さんと共に歩んでいきたいと思います。
近年、食に対する安全性や信頼性が求められる中で、「笑里豊」の有機米をぜひ試してみてください。自分の食べるものを意識的に選ぶことが、持続可能な消費行動につながります。