三木楽器200周年記念モデルの魅力
1825年に創業した三木楽器株式会社が、2025年に200周年を迎えるにあたって、特別なオーダーモデルのアコースティックギターを発表しました。今回は、その特別モデルの魅力や製作過程について詳しくご紹介します。
限定モデルの公開
2025年4月7日に販売が始まったこの特別モデルは、アコースティックギターブランド「MARTIN」と、日本の名門「Morris」とのコラボレーションによって誕生しました。それぞれのブランドが持つ卓越した技術と伝統が融合し、特別な一本が仕上がりました。
MARTINの特別モデル
MARTIN CTMD-45K2/OOO-45K2T.O.L.-MIKI 200th Anniversary-
三木楽器の限定モデルとして制作されたのが、このマーティンカスタムショップ製のドレッドノート・45スタイルモデルとトリプルオー・45スタイルモデルです。これらは2023年に、三木楽器のスタッフがマーティンファクトリーを訪れ、厳選したボディ材を使って丁寧に製作されました。1年半もの時間をかけて完成したその美しいフォルムは、まさに特別な存在感を放っています。
本モデルの特長
1.
記念モデルとしての価値: 「MIKIGAKKI 1825-2025 200TH. ANNIVERSARY」の印字が施されたインナーラベルが、このギターが特別であることを物語ります。
2.
プレミアムグレードの木材: ボディには高品質なハイリーフレイムドコア材が採用されており、その木目の美しさとサウンドの質は格別です。
3.
芸術的な装飾: 指板やピックガードには「ツリーオブライフ」インレイが施され、ゴージャスな雰囲気を醸し出しています。
4.
演奏性と音質にこだわり: 快適な握り心地と共に、伝統的製法で接着されたボディは豊かな響きを実現しています。
Morrisの特別モデル
Morris SJS-741DB -MIKI 200th Anniversary-
続いてご紹介するのが、日本を代表するアコースティックギターブランド、Morrisによる特別なカスタムギターです。マスタールシアーの森中巧氏が手がけるこのギターは、樹齢200年の高野槙と欅を使用して作られています。
本モデルの特長
1.
樹齢200年の木材: 神聖な高野槙をトップに、弾力性に優れた欅を使用したボディは、深みのある音色を実現します。
2.
高度な技術: 森中巧氏による丁寧なクラフトマンシップが光る仕上がりです。
3.
快適な演奏性: スモール・セミ・ジャンボ・ディープボディ仕様で、体にフィットするデザインが施されています。
4.
「Japan Forest」シリーズの特別モデル: 日本の木材を使い、日本の伝統を感じさせる特別な一本です。
まとめ
三木楽器の200周年を祝う特別オーダーモデルは、ギター好きにはたまらないこだわりのギターです。限られた数しか製造されていないため、手に入れることができれば、音楽のある生活に彩りを加えるでしょう。詳細情報は三木楽器の公式サイトや店舗でご確認ください。