ミュージック・シアター『おてんば』
2025-04-20 10:56:14

オランダ国際舞台芸術祭で初演! ミュージック・シアター『おてんば』が描く女性の物語

オランダで話題沸騰の新作、ミュージック・シアター『おてんば』



2025年6月19日、アムステルダムで開催されるホランド・フェスティバルにて、注目のミュージック・シアター『おてんば』が世界初演を迎えます。本作は、17世紀の実在の日本とオランダの混血女性コルネリア・ファン・ナイエンローデと、現代に生きるインドネシア人女性キラナ・ディアの交流を描いています。二人の出会いを通じて、植民地主義やジェンダー、アイデンティティといった現代でも重要なテーマを探求するエモーショナルな作品です。

異文化の融合を体感しよう



『おてんば』では、日本の伝統芸能である能とオランダの現代音楽、さらには映像芸術が融合しています。これにより、舞台が一つの資源として新しい形を成し遂げているのです。作品の演出は、オランダで重要な役割を担うヤン・ファン・デン・ベルグ。彼が率いるクリエイティブチームには、日本を代表する能声楽家の青木涼子や、オランダのソプラノ歌手ベルナデッタ・アスターリが名を連ねています。コラボレーションの素晴らしさが勃発するこの舞台は、国際的な才能の集結を必見です。

物語の中核をなす女性の生き様



物語は、アムステルダム国立美術館から始まります。そこで絵画修復に携わっているキラナが、絵画から抜け出したコルネリアと出会うのです。二人は、昼夜を問わず交わる会話を通じて、女性としてのパワーや植民地時代の葛藤、アイデンティティを探ります。特筆すべきは、物語に登場するスキャンロボット。人工知能が二人の会話を分析し、見えない壁を取り壊していく新しいストーリーテリングの形を体現しています。

訪れる感動と変容への誘い



『おてんば』はただの舞台ではありません。この作品を通じて、我々は現代社会が抱えるさまざまな問題に直面し、考え直す機会を与えられます。多様性や寛容、そして私たち個人の尊厳について深く考えさせられる内容です。コルネリアとキラナの対話は、観客の心に強烈なインパクトを与え、行動を起こす衝動をもたらすでしょう。

公演情報



  • - 公演名: ミュージック・シアター『おてんば』
  • - 日程: 2025年6月19日、20日、21日
  • - 会場: ムジークヘボウ、アムステルダム

また、この舞台を日本での公演実現に向けて、多くの方々の支援が必要です。興味のある企業や施設からの協力を心よりお待ちしています。

本作品は、私たちの目の前に新たな視点を提供し、女性の生き様を力強く描き出すことを目指しています。ぜひ、アムステルダムでの初演を見逃さないでください。詳細情報やチケット購入は、こちらの公式サイトをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: おてんば ホランド・フェスティバル 青木涼子

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。