WWDJAPANが挑む新しいビジュアル表現
2025年のファッション業界に新風を吹き込む特集が、WWDJAPANの6月30日号に登場します。長寿企画として知られる「繊維商社特集」が今年も実施され、その中で特に注目を集めているのは、初めて編地を使用した表紙ビジュアルです。テキスタイルアーティスト浦豊さんとのコラボレーションにより、ロゴやタイトルまでもが編地で構成され、視覚的にも斬新な印象を与えています。
繊維商社の強みと挑戦
特集では、トランプ関税がアパレルサプライチェーンに影響を及ぼす中、繊維商社が持つグローバルネットワークの強さに焦点を当てています。国際市場で競争が激化する中、これらの商社がどのように対応しているのか、その戦略を具体的に掘り下げています。
また、昨年に引き続き、女性の活躍を促進するための取り組みとして、現役の20〜30代の社員を招いた座談会も実施。参加者たちは、それぞれの経験や見解を基に、現在の職場環境やキャリアについて語ります。特に、女性の力がいかにして業界全体にプラスの影響を与えているのか、とても興味深い内容です。
定番コンテンツも充実
ファッション業界の最新トレンドや動向をつかむために欠かせない「繊維商社業界マップ」も必見です。業界の様々なアプレイヤーについての情報が整理されており、企業の特性や競争力を知る良い手助けとなります。新しいデータとトレンドを追うことで、今後のファッションの流れを見通すことができるでしょう。
緊急インタビューが実現
さらに特集の中では、注目のニュースとして、362億円もの借金を抱えるスパイバーの関山和秀社長との緊急インタビューが掲載されます。経営危機とされる中で、どのように事業の価値を高めていくのか、そして“夢の繊維”とも称されるブリュード・プロテインの行く末について、率直な意見を聞く貴重な機会です。
ファッションパトロールに注目
ファッションパトロールでは、群馬県前橋市に位置する老舗百貨店スズラン前橋店に移転したアートディレクター・ハイロックさんの新しいオフィスを訪れています。彼の新しい職場での目的や哲学を探るとともに、オフィス内にある雑貨店「チョップスティックス」から厳選したおすすめアイテムも紹介します。
WWDJAPANは、ファッションとビューティのビジネスに加えて、業界内の新しいトレンドやビジョンを共有し続けています。たくさんの情報が詰まった今回の特集をぜひ手に取ってみてください。紙版、電子版ともに購入が可能です。