復興の味を楽しもう
2025-03-11 09:31:53

東日本大震災からの復興を支える特別メニュー再登場!

復興の味を楽しむ特別メニュー



2025年3月3日から3月14日まで、6つの省庁が運営する職員食堂で、東日本大震災からの復興をテーマにした「3.11三陸復興応援フェア」が開催されます。これは、震災からの復興を支援する一環として、宮城県と福島県の水産物を使用した特別メニューが提供されるイベントです。

ヤヨイサンフーズの復興ストーリー



復興の主役となるのは、気仙沼に拠点を置くヤヨイサンフーズ。震災前は水産加工品や畜産加工品の製造を行い、工場は気仙沼の水産業の重要な役割を担っていました。しかし、2011年の震災で甚大な被害を受け、すべての製造設備が失われました。その後、従業員は他の工場に移動を余儀なくされました。

この厳しい状況の中、ヤヨイサンフーズは「気仙沼に再び光を」との思いから2020年11月に新しい工場を設立しました。ここでは、安全性や環境に配慮した設備が導入され、震災時でも浸水しないような高さに建設されています。この新しい拠点で製造された製品が今回のフェアに登場します。

特別メニューのラインナップ



フェアでは、ヤヨイサンフーズの気仙沼工場で製造された3つの特別料理が楽しめます。まず1つ目は「マグロカツ」。気仙沼で水揚げされたビンナガマグロを使用し、柔らかい肉質とクセのない味が特徴です。サクサクの衣とそのままの美味しさが楽しめる一品です。

次に「カツオカツ」。28年連続でカツオの水揚げ量日本一を誇る気仙沼のカツオを使用し、丸大豆醤油や砂糖で下味をつけ、ショウガの香りで味わいを引き立てています。このカツオカツは、カリっとした食感とともに、カツオの旨味を存分に引き出した料理です。

最後に「いわし入りハンバーグ」。宮城県産のイワシを使用し、仙台味噌やショウガを使って臭みを抑えた食べやすい味付けになっています。このハンバーグは、国産野菜もたっぷり使用し、栄養バランスも考慮されています。

楽しむ場所と時間



「3.11三陸復興応援フェア」は、農林水産省の『あふ食堂』を含む6つの省庁にて実施されます。一般利用可能なそうなので、震災からの復興を願いながら、美味しい料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

フェア実施店舗


  • - 農林水産省『あふ食堂』(一般利用可能)
  • - 法務省『霞ヶ関一丁目食堂』(職員専用)
  • - 財務省『テゾリーナ』(職員専用)
  • - 外務省『笑縁食堂』(職員専用)
  • - 防衛省『笑縁食堂』(職員専用)

料理の価格はマグロ・カツオカツが980円、イワシ入りハンバーグは700円からとなります。新しい風味を堪能しながら、復興への想いを共に感じる機会になることでしょう。

文化の発信



また、『あふ食堂』は農水省の推進する食文化の発信の場でもあります。農業や漁業からの恵みを大切にし、地域の食を活かしたメニュー開発が進められています。これを機に、地域の食の価値を見直し、次世代へつなげていくことをお手伝いできたらと思っています。是非皆さんも、復興を願いながらこの特別メニューを楽しんでください。


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