日本の紅茶文化を支える、午後の紅茶の新たな挑戦
冬の訪れと共に、私たちの生活様式も変わる季節。暖かい飲み物が恋しいこの時期、キリンの「午後の紅茶」が新たな商品「午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー」を発表しました。この新商品は単なるおいしい飲み物ではなく、フードロス削減に向けた重要な取り組みの一環です。
フードロス削減に寄与する新製品
この「ふじりんごティー」は、長野県と青森県で生産されるふじりんごを使用しています。これらの果実はおいしさのあまり捨てられそうになっていたもの。キリンビバレッジは、「モッタイナイ!を、おいしい!に。プロジェクト」に参画し、これらのフードロス削減と農家応援を目指すために、この新商品を展開することに決めました。
具体的には、商品が販売されるたびに1本につき1円が日本の農家支援に活用されるという仕組み。つまり、飲むことで直接農家の支援につながり、より良い未来を作る一端を担うことができるのです。
日本に広がる紅茶文化
「午後の紅茶」は、長年にわたり日本に紅茶文化を広めてきました。その基本的なビジョンは、「社会とお客様の毎日を豊かにすること」。過去には熊本県の復興支援のための「午後ティーHAPPINESSプロジェクト」など、独自の取り組みでさまざまな社会貢献を行ってきました。今回の新商品の発売も、その一環といえます。
地元の果実農家を救う
発売にあたり、長野と青森の果実農家もコメントを寄せてくれました。安曇野ファミリー農産の中村氏は、選ぶことでフードロスに貢献できる感覚を感じてほしいと語ります。また、青森の工藤氏も、自らの果実が「午後の紅茶」で使われることに感謝の意を示しており、これらのメッセージからも農家たちの強い思いが伝わります。
環境への配慮と持続可能な未来
「モッタイナイ!を、おいしい!に。プロジェクト」の理念は、フードロスを削減しながら、同時に社会に良い影響を与えること。消費者が商品を購入し、農家を支援することで、持続可能な社会を実現することを目指しています。これは、私たちのティータイムが、ただのお茶の時間でなく、未来への投資にもなるということです。
商品概要
「午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー」は、軽やかで飲みやすい紅茶に、青森・長野産のふじりんごのフルーティーな香りと甘みをプラスした、特別なフルーツティー。瓶はシンプルで、プロジェクトの理念が伝わるデザインです。発売は2025年12月2日、全日本で展開されます。
この新しい紅茶を楽しむことで、私たち自身が環境問題の解決へと一歩踏み出すことができるでしょう。おいしさとともに、社会貢献を感じながら一杯の紅茶を楽しむ、そんな特別な時間を過ごしてみませんか?