日本初上陸!台湾の高級魚『台湾龍虎ハタ』を楽しむ新たな食の旅
西鉄グループは、台湾の高級魚「台湾龍虎ハタ」の輸入をスタートしました。これは、日本国内で初めて取り入れられるもので、多様な料理に適したその肉厚な身と上品な味わいは、これからの食の新しいスタンダードになることでしょう。特に、台湾の屏東県での養殖が盛んで、地域の農業部とのコラボレーションによって実現したこのプロジェクトには、多くの期待が寄せられています。
台湾龍虎ハタの魅力とは
台湾龍虎ハタは、昨年10月に日本の厚生労働省の安全性を認められ、正式に輸入が解禁されたばかり。台湾南部にある屏東県では、約30年前から養殖が始まっており、現在は268haの広大な養殖地で年間7,206トンを生産しています。均一な品質と鮮度が期待できるこの魚は、様々な調理法に対応できる優れた食材です。
特に、台湾では「清蒸ハタ」が祝いの席で用いられることが多く、繁栄の象徴ともされています。そのため、この特別な食材を日本に導入することにより、日本と台湾の交流を深め、新しい味覚を楽しむ機会を提供する狙いがあります。
提供メニューの詳細
台湾龍虎ハタは、以下のような形で提供されます。まず、観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」では、3月6日から6月1日までの期間中、シェフによる特別コース料理が楽しめます。具体的には「台湾龍虎ハタと春野菜のパイ 柑橘のソース」として、春の訪れを感じる一皿が提供される予定です。料理の料金は大人11,800円(税込)と設定されています。特に、センスあふれるプレゼンテーションが期待され、特別なひとときを提供するでしょう。
さらに、西鉄グループのスーパーマーケット「にしてつストア」「レガネット」「スピナ」でも、3月8日から23日までの期間中、数量限定で「台湾龍虎ハタの野菜あんかけ弁当」や「台湾龍虎ハタ切り身」が販売されます。これらは、家庭でも手軽に台湾の味を楽しむことができる特典です。弁当は537.84円(税込)、切り身は430.92円/100g(税込)で提供予定です。
ホテルのレストランでも同様に、3月8日から23日までの期間中、いくつかの料理が用意されます。具体的には、和風の「黒トリュフマスタードパン粉焼き」や、台湾スタイルの「コトリアード」、さらには「豊年揚げと春野菜の炊き合わせ」など、非常に幅広い提案がなされています。
台湾龍虎ハタを味わう意義
西鉄グループは、このプロジェクトを通じて、ただ美味しい料理を提供するだけでなく、台湾との文化交流や友好関係の強化にも寄与したいと考えています。日本で楽しむ台湾の高級魚という新しい食文化の発信は、今後の国際交流においても重要な役割を果たすことでしょう。
日本初上陸の台湾龍虎ハタ、ぜひこの機会にその上質な味わいを体験してみてはいかがでしょうか。