赤嶺姉妹の特別公演
2025-10-15 11:54:03

琉球舞踊の赤嶺姉妹が増上寺で世界に祈りを捧げる特別公演

琉球舞踊の赤嶺姉妹が増上寺で特別公演を開催



400年の歴史を持つ舞いが響く



2025年6月、ニューヨークのカーネギーホールでの成功を経て、琉球舞踊家の赤嶺姉妹が特別公演を東京・増上寺で行うことが決まりました。この公演は「志舞 – shimai – 400年を紡ぐ舞〜増上寺に響く琉球の祈り〜」というテーマで、11月23日(日・祝)に開催されます。

増上寺三大蔵ユネスコ「世界の記憶」国際登録記念公演として、琉球舞踊の静けさとその美しさを再現します。琉球舞踊は、単なる芸能ではなく、歴史や文化を背景にした深い意味を持っています。その舞は、沖縄の人々の精神を映し出し、過去と未来をつなぐ大切な役割を果たしています。

増上寺と琉球の歴史的繋がり



琉球国が栄えていた時代、舞踊は首里城で育まれ、国を守るための重要な芸能でした。16世紀から17世紀にかけて、琉球は日本に侵攻されるも独自の外交文化を築き、文化的交流を通じて平和を守る知恵が育まれました。特に琉球使節団が江戸を訪れた際には、増上寺周辺での交流がありました。

それから400年の時を経て、赤嶺姉妹が増上寺の舞台に立ちます。この特別公演は、琉球の舞を通じて、かつての使節団が持っていた「祈り」と「誇り」を現代に伝える機会となります。舞踊が織り成す音楽と動きは、ただ美しいだけでなく、観客に深い感動をもたらすでしょう。

文化交流と平和へのメッセージ



赤嶺姉妹は、カーネギーホールでの公演後、帰国初の特別公演として増上寺を選びました。その理由は、係る場が琉球と江戸の文化交流の象徴であるからです。東京大空襲の影響を受けた増上寺では、戦後80年の現在、平和の大切さを見つめ直しています。この公演を通じて、琉球舞踊に込められた「静寂の美」が人々の心に響くことを願っています。

首里城再建への祈り



赤嶺姉妹の舞には、首里城再建への思いも込められています。琉球舞踊のルーツである首里城は、沖縄の精神的支柱でした。再建途上ではありますが、舞によってその心を受け継ぎ、未来に伝えていくことの重要性を改めて感じます。-

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公演の詳細



  • - 公演名: 志舞 – shimai – 400年を紡ぐ舞
  • - 日付: 2025年11月23日(日・祝)
  • - 開場: 17:30 / 開演 18:00
  • - 場所: 増上寺 大殿(東京都港区芝公園4-7-35)
  • - 出演者: 赤嶺姉妹・賈鵬芳(二胡)等

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この公演は、琉球文化のドキュメンタリーと現在進行形の祭りです。赤嶺姉妹が贈る琉球舞踊の新たな章を、歴史的な増上寺で体験しに、ぜひお越しください。

公式サイトで詳細を確認してください。


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