人と人をつなぐ新たな教育の形
2月16日と23日の放送で、TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』に登場するのは、宝仙学園中学校・高校の校長、富士晴英さんです。今、彼が手掛けている「理数インター」の創設について、その背景や教育観が語られます。ij
宝仙学園は幼稚園から大学までを有する総合的な教育機関です。この中で新たに設けられた理数インターは、理系に特化したカリキュラムを提供し、個性を重視した教育を実践しています。昨年4月には順天堂大学との系列校提携が実現し、さらに教育の質を高める取り組みが進んでいるのです。
番組の第一夜では、医大との協定締結の背景や、富士校長が考える教育のあり方について深く掘り下げます。医療人材の不足が叫ばれる中、多様な学びを提供することがどれほど重要であるかを富士校長は熱く語ります。共に学び、共に成長することで、将来のリーダーが育っていく様子が想像できるプログラムです。
続く第二夜では、「正解のない学び」をテーマに、生徒たちの自己肯定感を高めるための具体的な取り組みが紹介されます。富士校長の教育への情熱や志は、ただ学問を教えるだけでなく、生徒たちが自分自身を知り、自己を持つ力をつけることに重きを置いています。
「理数インター」では、プロジェクト型学習など実社会で役立つスキルを磨く機会を提供。生徒たちが協力しながら、自らのアイディアを形にする過程で、チームワークや問題解決能力を養うのです。このような教育法は、日本の現行教育システムに新しい風を取り入れたと言えるでしょう。
また、富士校長は多くの子どもたちにとって、学校が「安心して成長できる場所」であることの大切さを強調します。生徒が自分を表現できる環境が整っているからこそ、彼らは自信を持って様々なことに挑戦できるのです。
この放送を通じて、リスナーは宝仙学園が取り組む新たな教育モデルや、未来の教育指導者としての富士校長の熱い思いに触れることができます。教育の現場も日々変化している今、富士校長の志がどのように実を結び、次の世代へとつながっていくのか、非常に興味深い内容となっています。ぜひ放送をお聴き逃しなく。