キユーピーが掲げる持続可能な未来
キユーピー株式会社が、2025年2月15日に国際的なイニシアチブ「国連グローバル・コンパクト」(UNGC)に署名しました。これにより、同社はグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンの一員として、持続可能な社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出しました。UNGCは国連が提唱したもので、企業や団体が人権の保護や環境への配慮を通じて、健全な社会を築いていくための枠組みを提供しています。
キユーピーの企業理念
キユーピーの創始者、中島董一郎氏が掲げた「食を通じて社会に貢献する」という理念を実践し、同社は長年にわたり社会課題の解決に取り組んできました。企業活動を通じて、食文化の発展や健康的なライフスタイルの推進を目指しています。
UNGCの10の原則
UNGCに署名する企業は、以下の10の原則に賛同し、その実現に向けて取り組むことが求められます。
人権
- - 原則1: 国際的に宣言されている人権の保護を支持。
- - 原則2: 自らが人権侵害に加担しないよう確保する。
労働
- - 原則3: 結社の自由と団体交渉を支持。
- - 原則4: あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持。
- - 原則5: 児童労働の実効的な廃止を支持。
- - 原則6: 雇用と職業における差別の撤廃を支持。
環境
- - 原則7: 環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持。
- - 原則8: 環境に関するより大きな責任を率先して引き受ける。
- - 原則9: 環境にやさしい技術の開発・普及を奨励。
腐敗防止
- - 原則10: 強要や贈収賄を含む腐敗の防止に取り組む。
これからのキユーピー
キユーピーは、これらの原則を踏まえつつ、企業価値の創造と持続可能な社会の実現に向けて独自の取り組みを続けていくことを宣言しています。これからも、食を通じた社会的な貢献をさらに深めることで、企業の成長と社会の発展を両立させることを目指します。
持続可能な未来を築くために、キユーピーの今後の活動に注目が集まります。詳細は、
キユーピーのサステナビリティ活動や、
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンのサイトをチェックしてください。