ブルックリンの昇給
2025-08-06 07:14:22

ブルックリンが2025年8月に時給1300円で人材獲得競争へ

ブルックリンが示す人材獲得への新たな道



株式会社ブルックリンは、2025年8月に全社員(パート・アルバイトを含む)を対象とした大幅なベースアップを計画しています。この昇給によって、時給は1100円から1300円に引き上げられ、約18.1%の上昇を見込んでいます。ブルックリンはすでに2025年6月にも100円のベースアップを行っており、さらに続く昇給により、2021年度からの累計で36.8%という驚異的な昇給率を誇ります。

昇給の背景と狙い


ブルックリンの迅速な昇給は、労働集約型のベーカリー業界が直面する厳しい人材不足に対応するものです。最近の統計によれば、2024年の出生数は約68万人と、過去のデータと比較して急減しており、労働市場での人材確保が難しくなっています。こうした状況を受けて、同社は「働く人からも選ばれる会社」を目指し、魅力的な給与でのアピールを強化しています。

長谷川代表は、ブルックリンの代表として「静かなる有事」と呼ばれるこの人材不足に直面し、その状況を打破するためにペイアップに踏み切る決断をしました。また、人材獲得競争は今後さらに激化すると予想されており、業界全体がその対応に追われています。

有給休暇や労働環境の整備も


ブルックリンは単に給与を引き上げるだけでなく、働き方改革にも積極的に取り組んでいます。有給休暇を100%取得できる制度や、残業を月に10時間以内に抑える取り組み、産休・育休についても100%取得を実現しています。これにより、従業員が安心して働ける環境を整えているのです。

商品力の向上と受賞歴


同社のベーカリーは、優れた商品力でも知られています。特に「メープルラウンド」は、「ジャパンフードセレクション2025年」でグランプリを受賞し、2番人気の「具たっぷりカレーパン」は3年連続で金賞を獲得するなど、その品質は折り紙付きです。また、最新のトレンドを取り入れた「パンスイス」などの新商品も人気を博しています。

地域への貢献と今後の展望


株式会社ブルックリンは、2000年に創業して以来、地元の人々に愛される店舗をつくり続けてきました。長岡市を拠点に始まり、その後上越市にも出店を果たしています。企業の成長とともに地域への貢献も重視しており、雇用の創出や地元経済への寄与を目指しています。

2025年にはより高い目標を迎えるブルックリン。エンゲージメントを高めるための新たな施策や、地域への積極的な貢献を通じて、さらなる成長が期待されます。ブルックリンの未来がどのように展開されるのか、私たちも注目したいところです。


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