スシローがマレーシアに初出店！海外展開が加速する回転寿司の魅力

スシロー、マレーシア初出店を果たす！

スシローが2024年2月7日、マレーシアに初めての店舗「スシロースリアKLCC店」をオープンしました。この出店は、FOOD & LIFE COMPANIES（F&LC）の海外展開における重要なマイルストーンであり、同社が展開する飲食事業の200店舗目でもあります。日本の味を大切にしながら、各国の文化と融合していくスシローの新たな挑戦について詳しく見ていきましょう。

出店の背景と狙い

スシローは2019年から東南アジアへ進出を始め、シンガポール、タイ、インドネシアと続き、今回のマレーシアが4つ目の出店地域になります。特にマレーシアは多文化が共存する国で、食文化が豊かなことから、スシローにとっても重要な市場となると考えられています。今回の店舗は、首都クアラルンプールのランドマーク「ペトロナス・ツインタワー」に直結する商業施設「スリアKLCC」の中にあり、全国から訪れる観光客や地元の人々に親しまれることが期待されています。

オープン当日、初めてスシローを訪れた多くのお客さまが集まり、賑わいを見せました。開店前には駐マレーシア日本国大使や地元の著名人を迎え、記念のセレモニーが行われるなど、盛大なスタートとなりました。

特徴的なメニューとサービス

スシローの魅力はなんといってもその「うまいすし」にありますが、マレーシアではさらに「ムスリムフレンドリーなメニュー」を展開し、文化に配慮した食事を提供しています。具体的には、全メニューがノーポーク・ノーラードで提供され、多様な食文化を持つマレーシアの人々が安心して楽しめる環境が整えられています。約160種類のメニューには、寿司をはじめ、サイドメニューやデザートも豊富に取り揃え、手頃な価格で提供されます。

日本の技術と文化を世界へ

F&LCは、日本で培ったスシローのノウハウをそのまま持ち込み、現地スタッフと共に運営しています。ワンランク上の品質を求め、食材調達から店舗運営まで徹底した管理が行われており、皆さまに本物の日本の味を届けようという姿勢が感じられます。社員が現地でのマネジメントに携わることで、スシローならではの体験を提供することが可能になっています。

今後の展望

スシローの海外事業は順調に拡大しており、今後もさらなる成長が期待されています。ターゲットとしている地域は、東アジアや東南アジアだけでなく、北アメリカなど多岐にわたります。2020年にはドバイ国際博覧会にも出店し、高い評価を受けるなど、グローバルな飲食企業としての地位をさらに確立しています。

2025年の日本国際博覧会では、「スシロー未来型万博店」を開設することも決まっており、まさに新たな時代を迎える準備が整っています。スシローは「うまいすしを、腹一杯。」という理念のもと、自社の成功を織り交ぜながら、文化を超えて多くの人に愛される存在になっていくことでしょう。