女性たちの力が集まるONE STORY AWARDとは
ONE STORY AWARDは、株式会社ONE STORY AWARDが主催する国際的なイベントで、日本から世界へ向けて文化や価値観を発信することを目的にしている。福岡市を拠点とし、全国各地で行われるこのアワードは、参加者に多様なバックグラウンドや経験を持つ女性たちが数多く集まり、自己表現の場として知られている。
新たな挑戦、ドバイへ
2025年に向け、NYファッションウィークに合わせた「ONE STORY AWARD 2025 New York」に続き、ドバイでのアワードも開催される。世界の舞台に立つことを夢見る参加者たちが、異国の地で新たな挑戦を誓う。その舞台裏には、数々の試練を乗り越えた女性たちの物語が広がっている。
出場者インタビュー:末友麻紀さん
インターナショナルアンバサダーとしてニューヨークとドバイの両アワードに参加する末友麻紀さん。彼女は17歳で病気を患い、その影響で18歳で大手術を受けることに。これが彼女の人生の転機となり、「自分は変わらなければならない」という強い意志を持つようになった。伝えたいのは、大きな困難に直面することでこそ、本当に変わるチャンスが生まれるということ。
彼女は今、福祉事業を経営し、東海アワードの主催にも関わる。ドバイでの出場にあたり、「国の文化を学びながら、日本の文化も発信したい」と語る彼女の眼差しは真剣だ。名古屋に「おもてなし」の文化を広げるために、異なる文化との架け橋を担う存在になりたいと強く願っている。
出場者インタビュー:西園寺エレナさん
もう一人の出場者、西園寺エレナさんは、小山隼氏の選ぶコレクションモデルとして両アワードに参加。生まれつきの病により、鼻と口がない状態で育ち、20歳まで病院と床を往復した彼女は、常に逆境に対峙してきた。彼女の挑戦は、ただ自分がモデルとして成功することではなく、障がいを持つ人々にも通用するファッションショーの舞台を提供することだ。
「チャレンジが一番難しいと感じることにこそ挑戦してみたい。そのために、自分が国際舞台で経験を積むことが必要だ」と語る西園寺さん。彼女は決して立ち止まることなく、自らの経験を通じて他者の道を切り開くことを目指している。
国際交流の新しい形
ONE STORY AWARDの理念には、「人と人が繋がること」がある。文化の違いを理解し合い、新たな価値観や考えを学び合うことが、参加者全員の成長につながる。初開催となるドバイアワードでは、国際交流を通じて、参加者たちが新しい見識や経験を共有する場として位置付けられている。
このアワードは、Mrs. Tourism Beauty pageant 2025の一環として、2025年9月24日から10月2日にかけて、The Bristol HOTEL Dubaiで開催されることが決まっている。
終わりに
世界の舞台で挑戦する女性たちの姿は、多くの人に勇気や希望を与える。これからの彼女たちの活動に、ぜひご注目いただきたい。
詳細な対談内容は、
ONE STORY AWARD公式サイトで確認できる。彼女たちの挑戦が、今後どのように展開されていくのか、目が離せない。