相川七瀬の30周年を祝うライブの魅力
今年、デビュー30周年を迎えた相川七瀬が遂に「ROCK KINGDOM TOUR 2025」の最終公演を342名のファンの前で熱唱しました。この特別な夜には、彼女の歴史が詰まった名曲と共に、豪華メンバーが集結。
ツアーの始まりと期待感
7月21日のツアー初日から始まった「ROCK KINGDOM TOUR 2025」。この公演のプロデューサーであり、ギタリストでもある織田哲郎とのコラボもあり、ファンの期待が高まっていました。特に、世界的にも名を馳せるギタリスト、マーティ・フリードマンが参加したことも注目を集めました。
熱狂のオープニング
8月30日、Zepp DiverCity TOKYOでのファイナル公演。赤い衣装に黒のブーツを身にまとった相川が登場すると、会場は一瞬で盛り上がりを見せました。1曲目として披露された「トラブルメイカー」では、観客たちが彼女に応え、スタンドマイクを掲げる姿が印象的です。
その後、織田哲郎が登場し熱狂の渦が巻き起こります。続く「ダリア-She Knows Love-」では、マーティのギターソロが炸裂。観客と相川の背中合わせでのパフォーマンスに、会場の一体感が高まりました。
感情を込めたMCと名曲の数々
「東京に帰ってきました!」という嬉しそうなMCから、彼女の思いが伝わってきます。同じ会場からツアーが始まっただけに、特別な感情が込められていました。そして、今回のライブはコロナ禍の制限からのリベンジでもあり、観客と一体となったコール&レスポンスが何度も繰り広げられました。
「30年分の思いを込めて心を込めて歌います」との言葉通り、次々と繰り出されるヒット曲の数々。観客も同じく、力強いボーカルとハードな演奏に圧倒されながら大合唱し、相川のロック魂を受け入れていました。
バラードでの心打つパフォーマンス
中盤には、スツールに腰掛けてしっとりとしたバラードを披露。織田のアコースティック・ギターに乗せられた「a piece of memory」では、その繊細なヴォーカルに観客が完全に引き込まれました。彼女の表現力と音楽に対する情熱が垣間見えた瞬間です。
スポーツとのコラボレーション
後半では、相川自身が横浜DeNAベイスターズの熱狂的ファンであることも話題に。「Blue Star」を披露した際には、彼女がユニフォーム姿で登場し、盛り上がった感情が会場を支配しました。
また、「Sweet Emotion」やデビュー曲「夢見る少女じゃいられない」など、数々のヒットナンバーが続き、観客もタオルを振るなどして全力応援。相川とバンドのパフォーマンスが目の前で繰り広げられる中、会場全体がロックなエネルギーに包まれました。
アンコールとサプライズ
アンコールでは、3曲の新曲「ワッショイ!」を披露。浴衣姿での登場や、相川の長男&次男と共演するサプライズなど、観客にとって忘れられない瞬間となりました。
放送情報
この公演の模様は、歌謡ポップスチャンネルで10月12日(日)に独占放送される予定で、ファンにとって見逃せない内容となっています。また、10月11日には2本のメモリアルライブが放送されるので、ファンにとっては嬉しいサプライズです。
30年にわたるキャリアと共に、相川七瀬の熱いロックステージは、これからも彼女の音楽の道を照らし続けることでしょう。この素晴らしい公演の様子を、ぜひご覧ください。