津南醸造の発酵文化
2025-07-22 08:40:44

津南醸造、発酵と未来の食文化を語るイベントに登壇

津南醸造が発酵と未来の食文化について語る



新潟県津南町に位置する津南醸造株式会社が、2025年7月10日に港区西新橋のSustainable Food Museumで開催された「Sustainable Food Showcase vol.7」に参加しました。このイベントにおいて、代表取締役の鈴木健吾がパネルディスカッションに登壇し、発酵と食文化についての重要なテーマを提起しました。

パネルディスカッションの内容



本イベントのテーマは「伝統×先端技術で語る“発酵×食”の可能性」です。鈴木社長は長年にわたって津南町で培われた発酵文化の意義を強調し、これをビジネスとして未来にどうつなげていくかを討論しました。「環境や地域のためだけでは、持続可能な事業を構築するのは難しい。顧客に具体的な価値を伝えることが最も重要だ」と鈴木は語り、持続可能性と顧客メリットの両立を目指す姿勢を示しました。

津南醸造の特産品の紹介



会場では、津南醸造の魅力的な商品が紹介されました。特に目を引いたのは、酒粕を使用したジェラートと「GO GRANDCLASS 魚沼コシヒカリ Edition」です。この日本酒は、厳しい雪国の自然環境と伝統的な製法、独自の酵母、超低温三段仕込みによるクリアな味わいで、Kura Master 2024で金賞を受賞した逸品です。さらに、酒粕を使ったパウンドケーキも好評で、参加者から高い評価を得ました。

他の注目すべきアイテム



このイベントでは、津南醸造以外にも多彩なフードテック関連のアイテムが集まりました。その中でも、藻類由来の旨味を活用したAlgaleXの「フライドポテトうま藻味」や、フードロス削減を目指すCRUST JAPANのクラフトビール「CRUST BREAKINGBREAD ALE」に参加者の関心が集まりました。

今後の展望



津南醸造は今後も「発酵」「サステナビリティ」「先端技術」を組み合わせ、ロンジェビティ(長寿)技術の社会実装に向けた新しい食文化の形成に取り組むことを約束します。これからも日本酒を起点にした新たな食の可能性を探求し、皆さんと共に未来の食文化を築いていくことでしょう。

イベント概要


  • - イベント名: Sustainable Food Showcase vol.7
  • - テーマ: 伝統×先端技術で語る“発酵×食”の可能性
  • - 日時: 2025年7月10日(木)18:00~20:30
  • - 会場: Sustainable Food Museum(東京都港区西新橋1丁目17-8)
  • - 主な登壇者:
- 高田 大地氏(株式会社AlgaleX)
- 鈴木 健吾(津南醸造株式会社/株式会社スペースシードホールディングス)
- 杉浦 茂樹氏(CRUST JAPAN株式会社)

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津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町に本社を構える日本酒を製造する酒蔵です。日本有数の豪雪地に位置し、標高2,000m級の山々から湧き出る天然水を仕込み水として使用。地元の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いた酒造りは、自然との共生と革新を追求するスタイルが特徴です。こちらの企業は「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトに掲げ、2025年には新潟県知事賞(第1位)を受賞した実績もあります。詳しくは、公式サイトをご覧ください。


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