米粉の魅力を詰め込んだ新たなピザ
広島県竹原市の田万里家RICE DONUTは、2025年10月4日(土)に新メニューとして「米粉ピザ」を発売します。米粉ドーナツ専門店としてのこだわりを生かし、グルテンフリーで健康的な美味しさを実現したこのピザは、田んぼを再生するという地域貢献の一環でもあります。米粉ドーナツに続く新たな柱として、注目されています。
地域の耕作放棄地を再生
田万里町は現在、人口309人という小さな集落で、長らく耕作放棄地が問題になっています。そこで田万里家では、農家との連携を強化し、地域の新しい価値を育てるためにお米の栽培から始めました。自家製の米粉を使って、今回の新商品である米粉ピザを作ることに。これにより、田んぼが再び活気を取り戻すことを目指しています。
米粉ピザの特徴
テクスチャーの面でも優れた米粉ピザは、外側はカリッと焼かれ、内側はもちっとした食感。生地には米粉ならではの自然な甘みが引き立ちます。また、旬の地元野菜や特選食材を使用したトッピングが特徴的で、味わいも豊か。たとえば、農村マルゲリータは自家製トマトソースとモッツァレラが絶妙に絡み、季節のオルトラーナには旬の野菜がふんだんに使われています。
新しい県産食材への挑戦
田万里家は、地元の食材にこだわっています。ピザの種別には、里山のきのこや地元農家が栽培したこだわりの蓮根、さらには特製の白味噌ソースを使用した和風のしらすピザなど、地域の恵みを詰め込んでいます。これにより、単に美味しいだけでなく、地元の農産物の良さを再発見してもらうことができます。グルテンフリーという点でも、多くの人に楽しんでもらえる配慮がされています。
イートインとテイクアウト
新メニューは本店で数量限定で提供される予定です。生地がなくなり次第終了となるため、早めの来店をおすすめします。イートインだけでなくテイクアウトも可能で、その場で作った新鮮なピザを自宅でも楽しむことができます。また、カフェメニューとともに食事を楽しむことができる空間もご用意しているので、地域住民や観光客に愛される店舗づくりを目指しています。
代表の想い
代表取締役の井本氏は、かつてドーナツを愛していた背景から、地域を元気づけるためにドーナツを始めました。しかし、最近では社員から「ピザをやらないか」との提案があったといいます。これは、彼の妻が以前ピザ事業に関わっていたことが影響し、新たな挑戦としてのピザ販売が実現に至ったのです。そんな思いや情熱が、米粉ピザに込められています。
まとめ
田万里家RICE DONUTの新たな挑戦としての米粉ピザは、地域社会を再生し、食の魅力を広めるという大きな意味を持っています。健康的で美味しいピザを通して、家族や友人とともに笑顔を共有できる特別なひとときを提供したいと考えています。これからますます広がる米粉の可能性に期待しましょう。
【店舗情報】田万里家RICE DONUT 本店は、広島県竹原市田万里町1336-4に位置し、営業時間は午前10時から午後5時まで。ドーナツとピザは売り切れ次第終了となるため、事前確認をお忘れなく!注目の米粉ピザを是非一度楽しんでみてはいかがでしょうか。