広島米を活用した新たな挑戦
広島市を拠点とする老舗のバッグメーカー、株式会社片岡商店は、1897年の創業以来、確かな耐久性で知られ、新しい商品展開に向けた取り組みを行ってきました。この度、広島の魅力を詰め込んだ「米袋バッグ」がAKOMEYA TOKYOミナモア広島のオープニング商品に採用されることになり、特に注目されています。
米袋バッグは、3年前より地道な開発を重ねてきた商品で、特に広島市立楠那中学校でのワークショップを通じて学生たちの意見を取り入れたり、ドイツの市場での調査を行い、環境にも配慮した商品に仕上げています。評判が広がる中、重い石を運ぶ水切り業界やキャンプ業界でもモニタリングを行い、強度を磨き上げてきた結果、何と10キロの石を持ち運べる耐久性を実現しました。
AKOMEYA TOKYOとの出会い
この米袋バッグは、2024年7月に羽田空港で行われたテスト販売で、AKOMEYA TOKYOのマーケティング部・柘野氏の目に留まりました。彼は「広島米」と大きく記載されたバッグの縫製や持ち手のしっかり感に感動し、広島店のオープニングにおいて目玉商品として展示することに決定したと、コメントしています。
「私たちのバッグは非常に耐久性が高く、実際に持ってみるとその質感もよくわかる」と柘野氏が続けるように、片岡商店の製品は長年積み重ねてきた経験に裏打ちされており、その信頼感が高い評価に繋がっています。
片岡商店の取締役・片岡勧氏は、強度へのこだわりが評価されたことに大変嬉しく思いつつ、自身の農学部での学びが、広島米のブランド価値を高める一助になればとの願いも述べています。
世界に誇る日本の米袋
シコー株式会社の代表取締役・白石忠臣氏も、米袋バッグがAKOMEYA TOKYOで商品化されることに喜びを表しています。彼によれば、広島米の米袋は他国と比較しても類を見ない強度があり、その特性を多くの人々に知ってもらうことが企業の目標としています。実際に、広島の玖珂工場で製造されている米袋は、祖父の代から続く歴史を誇っています。
限定商品をお見逃しなく
この「広島尽くしセット」は、AKOMEYA TOKYOミナモア広島で3月21日から販売が開始され、数量限定の100個が用意されています。この機会に、ぜひ店頭でその魅力を体感してください。皆様のお越しをお待ちしています。
このように、広島米を活用した米袋バッグは、単なる商品以上の価値を持つことが証明されています。環境への配慮や地域の魅力を伝えるための努力が、多くの人々に評価されているのは心強いことです。広島の食品の新たな楽しみ方として、ぜひ一度手に取ってみてください。