竹文化の未来を語る特別講演
高知県高坂学園生涯大学で、竹材専業メーカー・竹虎の四代目、山岸義浩氏による特別な講演が行われます。講演は2025年2月27日の午後1時から実施され、高知市文化プラザかるぽーとにて行われます。これまで140年以上の歴史を誇る竹虎が、どのようにして「竹」に対する深い理解を持つようになったのか、そしてその魅力を次世代にどう繋いでいくのか、非常に興味深い内容となっています。
講演のテーマと内容
この講演では、持続可能な資源として注目されている「竹」の価値とその多様性について探求します。特に、竹虎が誇る虎模様を持つ「虎斑竹(とらふだけ)」についても詳しく解説され、そのユニークな美しさや使用方法が紹介されます。竹は成長が早く、環境への負担が少ないため、古来より建材や日用品に利用されてきました。
環境への配慮
講演では、SDGs(持続可能な開発目標)視点から見た竹の重要性も取り上げられます。竹は温室効果ガスの削減に貢献し、持続可能な生活の実現に寄与する素材として強調されます。特に、日本において竹がどのようにして文化や生活に根付いてきたのかについても語られることでしょう。
高坂学園生涯大学について
高知県高坂学園生涯大学は、「学生の、学生による、学生のための大学」という理念のもと1982年に設立されました。60歳以上であれば誰でも入学でき、現在約570名の学生が多様な講義を受け、社会参加や交流を楽しんでいます。竹虎の講演もその一環であり、地域の成長を支える活動の一部と位置づけられています。
この大学では、学びながら仲間を作り、豊かな人生を送るためのプログラムが整っており、講義内容も幅広く、文学、歴史、健康など多岐にわたります。高齢化社会を迎えている今、アクティブに生きるための貴重な場所となっています。
参加のメリット
山岸氏の講演は、竹や環境問題、伝統工芸に興味のある方にとっても、非常に有意義な学習の機会です。竹としての実用性やデザイン性、さらにはその持つ歴史に触れることで、竹に対する新たな視点や理解が得られることでしょう。この機会を通じて、竹文化が未来にどのように発展していくのか、一緒に考える良いチャンスと言えます。
竹に関心を持つ皆様、ぜひご参加ください。豊かな竹文化への理解を深めることで、今後の環境への貢献の在り方を見つけていけるかもしれません。
講演詳細
- - 日時: 2025年2月27日(木)13:00~14:00
- - 場所: 高知市文化プラザかるぽーと
- - 講師: 竹虎四代目 山岸義浩
高知県高坂学園生涯大学の公式サイトで、講演に関する詳細情報が掲載されています。竹虎の公式ウェブサイトでも講演に関する過去のセミナーや依頼状況を確認することができます。
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高知県高坂学園生涯大学
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