新たなる未利用魚アイゴの活用
三重県で漁獲される未利用魚、アイゴ。これまで一般には流通しづらかったこの魚が、コープ自然派の新商品として注目を集めています。フードロス削減や水産資源の有効利用を目的に開発されたこの商品は、食卓のお助けとなること間違いなし!今回は、二つの新商品「三重県産白身魚竜田揚げ」と「三重県産白身魚カレーフライ」に焦点を当てて、その魅力をご紹介します。
アイゴとは?
アイゴは一般的に食用としては未利用とされる魚です。その理由は、鋭いトゲや内臓の臭み、さらには丁寧な下処理が必要な点にあります。しかし、その味わいは非常に豊かで、しっかりとした旨みが特徴です。アイゴを有効活用することで、ひいてはフードロスを減らし、持続可能な漁業を目指すことができます。
登場する新商品
今回、コープ自然派はアイゴを使った二品を新たに販売します。まず一つ目は
三重県産白身魚竜田揚げです。こちらはアイゴを特製のタレに漬け込み、風味豊かな漬け込み時間が魅力。後は揚げるだけで、揚げたてを楽しむことができます。価格は438円(税込473円)で、120gの冷凍商品。
次にご紹介するのは
三重県産白身魚カレーフライ。カレー粉を使った衣で包まれたアイゴが、食欲をそそる香りを放ちます。こちらは408円(税込441円)で、150gの冷凍商品です。同様に、さっと揚げてアツアツを楽しむことができます。
未利用魚の課題と取り組み
未利用魚は、漁獲量が少ないことやサイズが揃わない、さらには鮮度が落ちやすいなど、流通の難しさが問題です。また、アイゴのように扱いづらい魚は、廃棄される確率が高いのが現実です。これらの未利用魚を有効活用することで、一般の消費者にとっても新たな選択肢を提供し、さらにはフードロスを削減する一助となります。
水産資源を守るために
コープ自然派の取り組みは、単なる商品開発にとどまらず、持続可能な漁業と環境保護を兼ねたものです。アイゴは、藻場を食べる草食性の魚であり、藻場の保全が生物の成長や生息数を保つためにも重要です。海のエコシステムを守るために、この魚を積極的に利用することが求められています。
コープ自然派の活動
「誰もが有機農産物を食べることができる社会へ」を目指すコープ自然派は、生産者との顔の見える関係を大切にし、国産にこだわった商品を取り扱っています。また、厳しい基準を守りながら、環境に優しい農業の拡大にも取り組んでいます。オンラインでの注文も可能なので、忙しい女性たちにとっても手軽に利用できるのが嬉しいポイントです。
まとめ
三重県の未利用魚アイゴを使った新商品の登場は、ただおいしいだけでなく、私たちの未来のためにも重要な意味を持っています。フードロスの削減と水産資源の持続可能な利用に貢献するこの商品を、ぜひ一度試してみてください。調理も簡単なので、家族や友人と一緒に楽しむ食卓の一品に加えてみてはいかがでしょうか?