日本酒「隧 -ZUI-」
2025-04-18 13:46:24

神戸から届くご縁の日本酒プロジェクト「隧 -ZUI-」新たな挑戦

神戸からの贈り物、日本酒「隧 -ZUI-」の魅力



日本の伝統文化を映し出す日本酒。特に神戸から発信される日本酒「隧 -ZUI-」は、単なる飲み物にとどまらず、歴史や地域資源を生かしたサステナブルな取り組みとなっています。本記事では、兵庫県の湊川隧道での貯蔵プロジェクトの詳細に迫ります。

湊川隧道とは?



湊川隧道は、1897年に完成した歴史的な土木遺産です。この隧道の完成によって、神戸港は水害から救われ、天然の良港として発展を遂げる礎となりました。その後も隧道は保存され続け、重要な地域資源として扱われています。

日本酒「隧 -ZUI-」の誕生



2020年から2024年の5年間、「隧 -ZUI-」のプロジェクトが始まりました。この取り組みでは毎年、限定3,000本の日本酒を湊川隧道内で貯蔵し、その売上金の一部を隧道の保存活動に寄付しています。2024年度版は「隧 -ZUI- 2024 甲辰 ver.」という特別なバージョンで、貯蔵期間は約半年となります。

2024年の特別な日本酒



2024年の日本酒ラベルには「龍胆色」という高貴な紫色があしらわれており、これは古くから位の高いものにしか与えられなかった色です。辰年は不思議な力を象徴することから、ラベルに選ばれたこの色には特別な意味が込められています。販売開始は令和6年11月9日で、価格は2,200円(税込)です。日本酒ファンには待望の発売となります。

寄付式と新たな契約締結式



毎年行われる寄付式は、神戸酒心館や早駒運輸、湊川隧道保存友の会などが発起人となって実施され、地元企業からの寄付金が隧道保存活動に使われています。今年度も寄付金427,500円が決定しました。さらに、早駒運輸と神戸酒心館などが新たな契約を締結し、5年以上にわたる取り組みを継続し、地域の文化と歴史の保護を目指します。

日本酒を通じて地域資源を守る



このプロジェクトは単なる酒造りではなく、地域資源を活かした持続可能な取り組みです。神戸の海運業界は、湊川隧道が果たした役割に感謝しつつ、その保存活動に寄与しています。また、この取り組みを通じて、地元の伝統文化や日本酒の魅力を広める役割も担っています。

未来につなぐサステナブルな日本酒



日本酒「隧 -ZUI-」は、神戸の歴史的資産を大切にし、未来に向けた新たな価値を創出しています。このプロジェクトは、地域を超えた多くの人々に感動を与え、サステナブルな取り組みのモデルケースとして注目されています。

ぜひ、次回の蔵出しを楽しみに待ちながら、この特別な日本酒の魅力を存分に堪能してください。


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