「今与」の受賞報告会
2025-10-28 11:30:33

日本の伝統と現代美が融合したジュエリーブランド「今与」の受賞報告

日本の伝統と現代美が融合したジュエリーブランド「今与」の受賞報告



京都に本社を置く株式会社今与が、ハイエンドジュエリーブランド「kagayoi(かがよい)」による新作『Black & White ー 見えないものを観る』が、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)が主催する「JJAジュエリーデザインアワード2025」において、グランプリ・内閣総理大臣賞を受賞したことが話題になっています。

栄誉の幕開け



これまでにも数々の賞を受賞してきた今与でしたが、今回のグランプリ受賞は初の栄冠です。2025年10月27日、京都府庁にて行われた受賞報告会には、西脇隆俊京都府知事が出席。制作チームは、作品に込められた想いや、京都の伝統と創造性について語りました。知事からは「京都のものづくりの精神と美意識を体現した素晴らしい成果」との賛辞が贈られ、今後の更なる活躍が期待されています。

作品の特徴と魅力



受賞作『Black & White ー 見えないものを観る』は、京都の名園である東福寺・龍吟庵庭園をモチーフにした作品です。このジュエリーは、見えないものを観るというテーマを基に、日本の美の本質を繊細な曲線と立体的な構造で表現しています。作品の中には、雲間から姿を現す龍の形や、白砂と黒砂で表現された庭園の景観が込められており、陰と陽、男と女、光と影という相反する要素の調和が描かれています。

デザイナーの株式会社今与沢村つか沙による手がけたこのジュエリーは、K18WG(ホワイトゴールド)と黒色ルテニウムめっきが施された、ダイヤモンドとあこや真珠を使用した高級感あふれる仕上がりです。バングル、リング、イヤーカフのセットは、心に響く美しさを持ち、長く愛されることを願ってデザインされています。

今後の展望



今西信隆代表取締役社長は、「この受賞は京都の伝統と新しい挑戦が生み出した結晶です」と述べ、さらなる商品開発に挑む意欲を示しました。また、世界に向けて日本の美意識を広めたいという展望についても強調しました。

伝統と革新の調和



「kagayoi」というブランドは、古語「かがよふ」から名付けられ、光り輝く美しさを象徴しています。今与のジュエリーは、京の職人たちの優れた技術と独自の美意識が融合した結果生まれました。日本の美と伝統を内に秘めた作品は、現代的な感覚を持つ大人の女性にぴったりです。華やかさと雅やかさを兼ね備えた装飾品は、特別な場面での装いを引き立てます。

結びに



株式会社今与は1861年に創業され、長い歴史の中で本物の装飾品を提供してきました。今後も日本の伝統を基礎に新しい美を求め、未来へと続くジュエリーの展開を目指します。美しいジュエリーを身に着けることで、シンプルな日常が特別な瞬間へと変わります。ぜひ、受賞したジュエリーの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。


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