加藤則明氏、アグレコジャパン社長に就任
2025年1月1日より、加藤則明氏がアグレコジャパン(アグレコジャパン株式会社)の社長および北アジアのマネージングディレクターに就任することが発表されました。加藤氏は日本市場のリーダーとしての役割を担うだけでなく、韓国や台湾の業務も監督し、北アジア全体でさらなる成長を推進します。
アグレコは、60か国以上で展開し、200以上の拠点を持つエネルギーソリューションのリーダーです。フォーミュラ1の公式一時的電力移行プロバイダーとして知られ、2020年には東京オリンピックの成功に貢献し、400人以上のエンジニアを世界中から派遣して安定した電力供給を実現しました。
災害時の迅速な対応
2011年の東日本大震災において、アグレコは迅速に200MWの緊急電源設備を福島第一原発に提供。これにより、事態のさらなる悪化を防ぎました。震災後、アグレコは日本各地に一時的な発電所を設置し、電力不足の解消に寄与するなど、日本経済の復興に重要な役割を果たしました。これにより、アグレコは日本のエネルギー環境の変化を伴に歩む信頼されるパートナーとしての地位を確立しました。
加藤氏の経歴とビジョン
加藤則明氏は国内外においてエネルギー分野での豊富な経験を持っています。2018年にはGCLニューエナジー日本の日本代表に就任し、2020年にはETSホールディングス株式会社の社長兼CEOに就任。2024年には、ETSグループを東京証券取引所スタンダード市場に上場させるなど、卓越したリーダーシップを発揮しました。加藤氏は横浜国立大学で工学修士号、筑波大学でMBAを取得し、1級建築士および環境工学の専門技術者としても活動しています。また、日本経団連の幹事としても積極的に貢献しています。
就任にあたり、加藤氏は「アグレコジャパンの社長、および北アジア地域の責任者としての役割を担えることを深く光栄に思います。北アジアでのアグレコの足跡を更に広げ、お客様のためのソリューションの向上に努めていきます。」とコメントしています。
アグレコのアフリカ、中東、アジア太平洋地域の社長であるヨハン・デ・ビリヤーズ氏も、加藤氏のリーダーシップを高く評価し、アグレコが持続可能なエネルギーソリューションの提供を通じて地域社会と産業の発展に寄与できることを確信しています。
おわりに
加藤則明氏の就任は、アグレコジャパンにとって新たなスタートを意味します。彼のリーダーシップの下、北アジア地域でのさらなる発展が期待されており、特にエネルギーの柔軟性と持続可能性を重んじる企業方針がどのように実現されるのか、注目が集まります。今後もアグレコジャパンから目が離せません。
アグレコジャパン株式会社
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