エスコヤマの中川豊がC.C.C.で初受賞!こだわりショコラの魅力
兵庫県三田市に拠点を持つエスコヤマ、そしてショコラティエ・中川豊が、国際的なチョコレートコンペティションであるC.C.C.(Club des Croqueurs de Chocolat)で初参加し、見事にゴールドタブレットを獲得しました。この受賞は、中川氏が小山進シェフから受け継いだ技術と感性を活かした、独自のショコラ作品を世に出した証でもあります。
C.C.C.の舞台で花開く新たな才能
中川氏が手掛けた受賞作品『chocolatier Yutaka Nakagawa C.C.C. creations 2025』は、12月1日に発売予定です。価格は2,268円(税込)で、オンラインショップを通じても購入可能です。本作のテーマは「白いキャンバス+Aqua」。口の中で溶けるガナッシュや、持ち味を発揮するパート・ド・フリュイが、まるで水彩画のように美しく、一層ずつの余韻がゆっくりと広がります。
こだわりのフレーバー展開
中川氏のショコラは、細やかなフレーバーに満ちています。以下は、その中でも特に人気のある4つのフレーバーです。
ジャスミンティー&グァバ
四川省の高地で育まれた緑茶「蒙頂甘露」を使用し、ジャスミンの香気を引き出したこのフレーバー。ジャスミンの芳香が広がり、グァバとの調和が絶妙です。口に含むことで、南国のフルーツの甘さとトロピカルな酸味が完璧に調和します。
トンカビーンズ&アプリコット+苺
香気高いトンカビーンズがメインとなるこのフレーバーには、ジューシーなアプリコットとみずみずしい苺が絶妙に重なりあっています。全体の風味が立体的で、楽しさを感じるハーモニーが口の中で広がります。
ジュニパーベリー&ジンジャー
深い色合いのジュニパーベリーに、青りんごや生姜などのフレーバーが加わり、ウッディでハーバルな香りが際立ちます。さっぱりとクリアな酸味が口に広がり、豊かな余韻を楽しむことができます。
グラッパ&ライチ+フランボワーズ
熟成したグラッパにライチとフランボワーズを組み合わせ、複雑な味わいを実現。このフレーバーは、甘みと酸味が調和し、最後には気品ある風味が余韻を残します。
賞賛の声
C.C.C.の審査員たちからは、高い評価が寄せられました。「中川さんは美しい見た目のショコラを作り上げ、その風味は独創的でバランスが取れています。すべてが新鮮で高品質です」と、受賞の喜びを称えています。
中川氏からのメッセージ
中川氏は、「小山シェフから受け継いだエスプリを昇華させることが、自分の創作のテーマでした。これを通じて、やわらかく広がる余韻を感じてもらえたら幸いです」という思いを語っています。また、小山シェフも「中川君のショコラには独自の世界観があり、彼の成長を嬉しく思います」と祝福のコメントを寄せています。
エスコヤマについて
エスコヤマは、2003年に開業し、1,500坪の広大な敷地で様々なスイーツを展開しています。お菓子づくりの教室もあり、五感で楽しむことができる空間が魅力です。その中での中川氏のショコラは、期待を超える魅力に溢れています。
販売情報
受賞作は、エスコヤマの敷地内にあるショコラトリー「ROZILLA」とオンラインショップで購入できます。独自のショコラ体験をぜひお楽しみください。