メットライフ生命が音楽を通じた子ども支援プロジェクトに協賛

メットライフ生命保険株式会社は、一般財団法人100万人のクラシックライブが推進する「子どもたちに『音楽を届ける』プロジェクト」に協賛し、2025年の8月から年末まで全国の子ども向け施設でミニライブを開催します。このプロジェクトは、専門の演奏家による生演奏を通じて、子どもたちが音楽を楽しむ機会を提供し、メンタルヘルスを促進することを目指しています。

音楽がもたらす心の豊かさ

日本の子どもたちを取り巻く環境は、少子化が進む中で変わりつつあります。社会全体で子ども一人ひとりの成長を支える意識が高まる一方で、メンタルヘルスの問題や心の成長に対する課題が顕在化しています。こうした状況において、音楽や文化芸術の体験が子どもたちに与える影響が注目されています。

OECD（経済協力開発機構）の調査によれば、音楽や文化に触れることが、子どもたちの感受性や共感力、創造性の向上に寄与し、学習意欲や幸福感を高めるという結果が出ています。特にクラシック音楽の生演奏は、非日常的な体験を通じて心を動かし「心の豊かさ」を育む貴重な機会となります。

音楽体験の格差

しかし、音楽や文化芸術の体験機会には、地域や家庭環境による格差が存在することも指摘されています。この格差を解消するため、メットライフ生命は2022年から本プロジェクトを4年間支援しています。現代の社会において、文化芸術体験へのアクセスが不均等であることを踏まえ、全国の子どもたちに平等にその機会を提供することを目指します。

持続可能な未来のために

メットライフ生命は、「ともに歩んでゆく。よりたしかな未来に向けて。」という理念のもと、サステナビリティの重要性を強く認識しています。地域社会の発展に寄与することを活動の一環として、本プロジェクトを通じて全国の子どもたちに本格的な音楽体験を提供し、彼らの心の成長を支えていきたいと考えています。

子どもたちへの音楽の力

一般財団法人100万人のクラシックライブは2014年に設立され、自身の活動を通じて音楽へのアクセスを提供しています。すでに全国47都道府県で5300回以上のライブを開催し、特に「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」によって、支援が必要な子どもたちに音楽の力を届けています。

2020年から始まったこのプロジェクトでは、年間841回のライブを実施し、幅広く支援が必要な子どもたちに音楽体験を提供してきました。音楽は心を動かし、共感を生む力があります。このプロジェクトを通じて、すべての子どもたちが音楽を楽しみ、心の健やかさを育むことを期待しています。