横浜能楽堂での新しい体験!狂言の魅力を味わおう
近年、伝統文化への関心が高まりを見せています。その中で、能・狂言は日本の受け継がれてきた美しい芸能の一つ。横浜のOTABISHOでは、初心者向けに略称を用いたりもする能・狂言の体験講座「狂言の「扇」で表現しよう!」を定期開催しています。
能・狂言とは?
能は日本古来の舞台芸術で、狂言はそのアンサンブルとして生まれたもの。両者は、台詞や所作、音楽が融合した独自の世界観を持っています。しかしながら、実際にどのようなものかを知るのは、簡単ではありません。プロの能楽師から直接学べるこの講座は、初心者に最適な入門編です。
「扇」で表現する
この講座では、特に扇に焦点を当てます。扇は日本文化において様々な意味を持ち、その形や動きによって無限の表現を可能にします。例えば、羽ばたく鳥やしなやかに動く笔、さらには鋭く光る刀など、一つの扇がどのようにさまざまな情景に変化するかを学びます。
プログラムにはレクチャーと体験が含まれており、両方を合わせて約1時間。仕事帰りやショッピングの合間に立ち寄りやすい時間設定も嬉しいポイントです。
講師について
講師を務めるのは、山本則重氏。彼は能楽師であり、狂言方の大蔵流の第一人者として活躍しています。彼自身の家系は、江戸時代より続く武家式楽の伝統をしっかりと継いでいます。2017年からは、分かりやすく楽しめる狂言の会「則重・則秀の会」を主宰し、さらなる普及活動にも力を注いでいます。重要無形文化財総合認定保持者でもある彼は、特に初心者に寄り添ったレッスンを心がけています。
参加方法と詳細
「狂言の「扇」で表現しよう!」は、2025年7月に開催されます。具体的な日時は、
- - 7月11日(金)19:00-20:00
- - 7月22日(火)19:00-20:00
の二回です。各回定員は10名、参加費は2,000円と非常にリーズナブルです。詳しい内容や申し込み方法は、Peatixからアクセスできます。
まとめ
横浜のランドマークプラザ5階に位置するOTABISHO横浜能楽堂は、商業施設の中に能・狂言のギャラリーとショップを併設しており、文化を身近に感じられるスポットです。入場は無料で、予約も必要ありませんので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。貴重な体験を通じて、伝統文化の魅力を再発見してみませんか?