新宿歌舞伎町春画展が開幕!
本日、2025年7月26日(土)から9月30日(火)まで、新宿歌舞伎町能舞台にて「新宿歌舞伎町春画展―文化でつむぐ『わ』のひととき」がスタートしました。この展覧会では、浦上蒼穹堂の浦上満氏がコレクションした約150点の春画が展示されます。展示作品には、著名な浮世絵師たちの作品が含まれており、彼らが江戸時代に生み出したアートの魅力を感じることができます。
展覧会の見どころ
春画展の特徴は、新宿歌舞伎町の中心地という特異なロケーションと、アートディレクターの林靖高(Chim↑Pom from Smappa!Group)による展示構成によるものです。歌舞伎町という歓楽街の背景を活かし、春画の奥深い魅力を引き出す工夫が施されています。来場者は、ただ展覧会を楽しむだけでなく、歌舞伎町の雰囲気の中で、春画という文化に触れる特別な体験ができるのです。
監修者のコメント
展覧会の主催者である手塚マキさん(Smappa!Group会長)は、春画と歌舞伎町の共通点について「一歩踏み込めば奥深さがあって、人間味にあふれている」と語っています。また、春画の楽しさは、難解な芸術作品ではなく、みんなが一緒に楽しめるポップカルチャーであるという点にあると強調しました。作品の選定には女性スタッフの意見も反映され、「かっこいい」「色気がある」という作品を中心に展示されています。
関連イベントの紹介
春画展の楽しみは、展覧会だけではありません。関連イベントも多数企画されています。
1.
春画ナイト!! 8月1日(金) - ドキュメンタリー映画『春の画 SHUNGA』の特別上映会や、浦上満氏と手塚マキのトークが行われます。
2.
春の噺 8月26日(火)・9月15日(月・祝) - 落語と春画を融合させたイベントで、笑福亭羽光が江戸時代の“笑い”や“色気”を語ります。
3.
春画とフェミニズム 9月6日(土) - 上野千鶴子さんと鈴木涼美さんが春画とその女性への影響について語り合うトークイベント。
4.
スリバチ散歩ツアー - 歌舞伎町の地形を巡りながら、春画の魅力を楽しむツアーも計画されています。
これらのイベントは、単なるアートの鑑賞ではなく、江戸文化の深さを体感し、他の参加者との交流を楽しむ機会でもあります。
オフィシャルグッズも充実
春画展ではトートバッグやアクリルキーホルダーなど、オリジナルグッズも販売中です。ただの展示を超えて、訪れる方々にとって、余韻を残す体験となること間違いなしです。
アクセスと開催情報
展覧会は新宿歌舞伎町能舞台で行われ、入場は事前予約制です。チケットは2200円、特別支援が必要な方は一名まで無料で入場できます。東京都新宿区歌舞伎町2-9-18で、東京メトロからもアクセスが良好です。
春画展で江戸時代の文化と笑い、そして色気を体感しましょう。心豊かなひとときを過ごせること間違いなしです。皆様のご来場をお待ちしています。