ネクストミーツ、代替肉の新たな挑戦
昨年、ネクストミーツ株式会社は日本国内で累計30トンの代替肉を販売し、その実績を発表しました。この数字は、世界的なタンパク質不足に対する解決策の一環として発展している代替肉市場において、同社が重要な役割を果たしていることを示しています。
ネクストミーツは2020年の創業以来、動物性食品に依存しない新しい肉製品の開発に注力しています。彼らの目的は、畜産によるCO2排出を削減することです。この1年間で、国内外の飲食店や量販店、ECサイトを通じて順調に販売を拡大し、累計30トンという成果を上げています。
新商品「NEXTバーガー4.0」の特徴
今回の発表では、最新の100%植物性ハンバーガーパティ「NEXTバーガー4.0」が注目を集めています。この新しい商品は、昨年発表された「NEXTビーフ1.0」を基にしており、さらなる改良を施しています。これにより、ジューシーな食感と肉らしい旨味が実現されました。
主成分には大豆が使用されており、食感や香り、焼き上がりにもこだわっています。これにより、本物の肉に近い満足感を提供することが期待されています。この「NEXTバーガー4.0」は、今後国内外の飲食店やイベントでも展開されるプランが進行中です。
代表の石塚孝一氏からのコメント
ネクストミーツの代表取締役社長である石塚孝一氏は、「この1年間で30トンの販売を達成できたのは、消費者やパートナー企業のおかげです」と感謝の意を示しています。新商品「NEXTバーガー4.0」については、「代替肉のさらなる可能性を広げる自信作」との評価をしています。今後も美味しさとサステナビリティを両立させた製品を開発し続ける意向を持っています。
海外戦略への意気込み
また、今後の戦略として、国内マーケットの拡大に加え2025年には海外市場への進出を加速させる予定です。ターゲットとしては、オランダやタイ、インド、米国などが挙げられています。特に、米国のコーネル大学で開催されたフードサミットで同社の製品が高く評価され、世界第2位に選ばれたことからも自信を持って海外展開に臨む姿勢を見せています。
企業情報
ネクストミーツ株式会社は北海道虻田郡ニセコ町に本社を構え、代替肉の開発と製造、通販事業を展開しています。公式HPや卸売り向けのECサイト、メディアも運営しており、消費者向けの情報発信にも力を入れています。今後も代替肉のリーダーとして、美味しく、サステナブルな未来を切り開く取り組みを続けていくことでしょう。
詳細な情報については公式HPやメールにてお問い合わせください。あなたも新しい食体験を楽しんでみませんか?